こんにちは。

 

芦ノ湖航空33銭の満鉄附属地・内地間の第1種航空書状です。

新京 昭和8年10月26日 ⇒ 麹町 10月27日

 

日本の航空郵便は、大正時代からの試行期を経て、昭和4年4月1日から航空料金を徴収する航空郵便制度になりました。

航空郵便制度の開始にあわせて、昭和4年10月6日に発行された切手が、芦ノ湖航空切手です。

33銭切手は、第1種書状3銭、航空郵便料金30銭(いずれも15gごと)に対応した切手で、この使用例では33銭切手が2枚貼られていますので、2倍重量便です。

 

この使用例は、満鉄附属地・内地間の航空郵便ですが、同時期の内地・朝鮮間や内地・関東州間の航空郵便も同じ料金です。

同じ33銭貼の使用例でも、発着地によっては入手しづらい区間があるのかなと思いますが、詳しいことは分かりません。

はじめて入手した芦ノ湖航空切手の使用例なので、大切にしたいと思います。