2020中学受験、息子と二人三脚

2020中学受験、息子と二人三脚

2020年中学受験に挑戦するため「塾に行きたい、頑張る!」と言った息子を何とかサポートしたい母のブログ。

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終わりました。
やっと、やっと終わりました。我が家の中学受験。
結果は4勝1敗。
2/1受験校が受かった時点でもう上出来と思っていたのですが、
やはり最後の最後に「不合格」の文字を見たときは
なんとも言えない気持ちが込み上げてきました。
もちろん模試等の成績から見ても完全なるチャレンジ受験でした。
でも、6年後半からの成績微増。
入試期間に入ってからの快進撃。
もしかして、ってちょっとだけ期待してしまっていました。欲が出ました。

中学入学から大学受験に向けて走り出す学校より、
のんびりとした校風で心を育ててくれる学校の方が息子には合うと常々思っていました。
もちろん、学生ですから勉強も大事です。
でも我が家の中学受験は公立にはない教育が受けられる学校に通わすこと。
これが目標だったはず。
チャレンジ受験校にご縁がなかったからといって私が落ち込んでどうする!
チャレンジできるだけの頑張りを見せた息子を褒めてやらなきゃ。
息子は、不合格という結果を見ても「あ〜ぁ」といった反応。
決して真剣に取り組まなかったわけでも合格を目指してなかったわけでもない。
「僕はやり切ったから悔いはないんだ」
そう言い切りました。
そうだね、全力でやり切った君には悔し涙なんて似合わないね。


5年生からの中学受験チャレンジスタート。
テストゼミではTN2から上へはついに上がれなかった。
でもね、一度も、ただの一度も黒星になることもなかったじゃない。
プレ中の偏差値、英俊クラスへ上がる58まで、あと0.3とか0.2とか、ほんの少し、ほんの少し足りなかった。
58を超えて英俊クラスへ上がっていく塾友達を見て、何度も悔し涙を流したね。
それでも必死でクラスにしがみついていったね。
偏差値も上がりはしなくても下がることなくキープ。
気づけば所属校の席次も前から数えた方がずっとずっと早い位置に。
同学年の子と比べると明らかに幼い3月の終わり生まれの息子。
精神的に成熟していった子ほど合格に近づくんだなぁと痛感した2年間でした。
受験生だよね?と聞きたくなるほど机に向かえない、集中できない息子には、時期が早すぎた。何度も思い挫けそうになりました。
でも君は逃げ出さなかった。
絶対に「辞める」とは言わなかったね。

例年にない高い倍率にビビる母を尻目に、幼い、幼いと思っていた君が一人で振り返りもせず受験会場の門をくぐっていった。
あの時の君の後ろ姿。
母は絶対に忘れないよ。

泣いたり、怒ったり、何度もテキストが宙を舞い、何度も家を飛び出した…
本当に、本当に大変な2年間だったけど、
今となってはいい思い出。
今は清々しい、晴れやかな気分です。
君がその手で開いた中学への扉。
君が歩むこれからの6年間が、楽しく、充実したものでありますように。