私たちの「普通」は

巧妙に作られている。




高度成長期、特に団地っていう住まいから

洗脳が加速した。



若者は田舎を出て、

都会の企業に就職することを目指し上京して

結婚したら団地に住む。

水洗トイレがあり、お風呂、水道・ガス完備、

冷蔵庫・洗濯機・テレビの三種の神器。

当時憧れの団地生活。




近所に商店街、学校、公園とかもあって

子育てしやすい環境。



同世代の人が集まる。

同じ間取りに暮らす数十、数百世帯。



↑田の字 団地間取り



だいたい一緒の家族構成で

だいたい同じ生活水準で話題も合う。



みんな一緒♪



お隣さんが最新の家電を買ったら

「ウチにも欲しい!」


お隣さんが車を買ったら

「ウチも車を」


お隣さんが昇進したら

「お隣のご主人、部長になったって。

あなたも頑張ってよ!」


お隣の息子が私立に行ったら

「ウチの子も受験させようかな」

いい学校→いい大学→いい会社→定年まで一生安泰



お隣さんが一戸建てを買うと聞いたら

「ウチもそろそろ夢のマイホームを」みたいな。


一見、自由な核家族は

寂しいから群れて安心したくなる。

みんなと一緒で居たい、仲間意識の

「社会的欲求・所属の欲求」を

団地は強烈に刺激してその

消費行動のおかげで昭和の経済は活発だった。





現代も根強く続く

家も車も教育もローンで手に入れることに

なんの疑問も持たず誘導されている。



銀行は通常より低い金利の「住宅ローン」

国は「住宅ローン減税」というエサ

メディアも結託して夢を売り

庶民に借金を薦めてる。



去年かな?「住宅ローンが50年に延長」って見たなぁ。

それって「50年間、返済のためにひたすら働く労働者確定」(なんなら2世代)

現代の建売住宅は30年しかもたないのに汗





子供の進学に奨学金とかも



ホントに天才で給付型奨学金はいいけど、


未だに学歴信仰の親なのか、

Fラン大に貸与型奨学金で進学させちゃうとか

子供がかわいそうだと私は思う。



特に天才でもなく、

勉強が好きなわけでもないのに

一応卒業して希望の就職が叶ったとしても


20年間続く借金から

社会人スタートゲッソリ

この不安定なご時世、無理ゲー。



その上まんまと

50年間の住宅ローン

って汗


社会に出てから70年借金返済?

嘘でしょ⁈


さらに生活でカードの支払い・リボ払いとかにも

安易に手を出して……



ずーーーーとお金がない、
お金稼がないと!
残業しないと足りない!
バイトもしないと足りない!
返済、返済…



こうやってお金の奴隷になる罠。

ローンは金利を取られるだけじゃない。



自由な時間も

心の余裕も

家族とのかけがえのない時間も

一見無駄な豊かな幸せも諦めて

ひたすら返済のために労働するって

幸せなの?



幸せを体験するために

生まれて来たんじゃないの?



消費を煽る

借金を負わせて労働に縛る

それが都合良い人たちのマーケティングビジネス。



若者が居なくなり過疎化する田舎。

後継ぎ不在で低下する食料自給率。

太陽光パネルで覆われた山の斜面。

外国人に買われる日本の土地。

移民増加…





暇な時間があると、

いろいろ考えたりして

世の中に疑問が出てきちゃうと不都合なのね♪