でも、誰にも迷惑はかからないし、人との繋がりが消えない。
書士を諦めて失うのは夢だけど、がまんするのはオレだけでいい。

とにかく、オレはいまの状況に耐えれる自信がない。


すぐにでも働こうかな、と本気でおもった。
都合いいけど、土日が休みな仕事見つければ、りなとも会えるしサッカーもできる。
誰にも文句は言わせない。
オレの“大切なひとたち”との“絆”も切れない。


それに書士は働きながらでも受けれないことはない、大変だけど頑張ればいい。



あぁ、変なこと書いてしまった。

誰にも言えない、自分で解決するしかない、だからここでくらいぐちってもいいよね?
ないですよね、そうですよね、ニートですもんね。

デートなんかしてちゃダメですよね、そうですよね、ニートですもんね。

サッカーなんかしてちゃダメですよね、そうですよね、ニートですもんね。


………


でも、りなと会えるのは土日だけなんだ。
勉強あるから会えないとか言えない、オレは何年も待たせてきたのに。
もちろんりなと別れるとか絶っっっっっ対にありえない、あんないい子そうそういるもんじゃない。かわいいし、性格いいし、料理できるし…なにより色んな理由を並べるより大好きなんだ。
こんなくそなオレとも一緒にいてくれる…一度離しそうになったことはあったけど、もう絶対離したくない。

でも、周りからみればニートが女連れ回して昼間から遊んでるだけ。
実際そうだ、ニート昼間から彼女と遊んでます、くそニートです。


………


でも、やっぱサッカーもやめらんない、小さいころからずっとサッカーばっかしてきた、なによりサッカーが大好きなんだ。

でもそれは周りのヒトから見れば、ニートがボール蹴って遊んでるだけ。
実際そうだ、ニートはニートのクセにサッカーでみんなと楽しくやってます。

サッカーやめるって選択肢ももちろんあるんだろう、むしろそれが一番現実的だろう。

でも無理、サッカーなしじゃ生きられないことは、去年よく分かった。


………


何が一番かって言えば、今年の書士の試験に受かること。
これなら誰も文句は言わない、誰も傷つけない、いや傷つかない。
オレが試験に受からずこんなニートだから周りが、しかもオレの関しないとこで傷つく。
いままでは真に受けないようにしてきた、でももう限界、限界。

考えたくはなかったけど、いよいよ今年ダメだったらを考えなくちゃいけない。

書士の試験は25までを目処に考えてた。

でも、ここまでなって今年の7月以降もニートやってられる精神力がオレにあるだろうか。


書士はなりたい、本当になりたい。
中1のときからずっと憧れた弁護士、道はちょっと変わったけど思いは変わらずずっと歩んできた夢、のつもりだった。


でも、“彼女”“サッカー”“夢”、どれか捨てなきゃいけないなら、オレは夢を選ぶと思う、これが唯一他人とつながりがないから。


いや、でもそうなったら瀧下さんには、瀧下さんには本当に申し訳ない。
あんなによくしてもらって、心配かけて、それではい諦めましたとか、本当に申し訳ない。
オレの話とかで元気になってくれるのかな?

いや、元気にできるようにオレが努めなきゃね!


…ってかまず自分のこと心配しろってゆうね