讃兵衛 成田国際空港店

うどんの出汁に魅力有り

モスクワへの出国前。
しばらく日本食とのお別れ。
しかもモスクワは食事に難有りとの情報。
(実際は、機内食から含め美味しかった。
詳細はいずれ日記にて)

ここは昆布と鰹節のアミノ酸の旨みを大脳皮質に
しっかりと刻んでおかなければならない。

こちらはこれまで2度お邪魔しています。
午後便の時には、満席近かったです。

今回は午前便なため8時30分頃に入店。
3組だけの先客でした。

注文はいつも通りのビールに肉うどん。

いつも通りの間合いで出て来ます。
これは混雑時でも同じ。
待たされることはありません。

いつも通りのペースで食べ進んでいくと
とても重要なある事に気付きました。

何と、肉が豚肉なのです。

讃岐うどんを称する店の肉うどんの肉が豚⁉
信じられませんでした。

店の方針が変わったのか。
何となく裏切られた思いです。

そう言えば、これまでも肉の味が薄い。
吉野家の牛丼のような牛肉の旨みが抜けたような
あのような感覚でした。

讃岐うどんと称されていることから
勝手に牛肉と思い込んでいたのかもしれません。
情けない舌です。

ですが、この豚肉うどん、侮れません。
出汁との相性が素晴らしいのです。
薄めの出汁とよく合っています。

牛肉ですと、肉の香りが勝ってこうはいきません。

肉の食感も若干パサパサがありますが、
程よい大きさに切られて、噛み応えは悪くありません。

意外でした。
讃岐うどんにおいて、
肉うどん=牛肉うどんは思い込み。
そして、豚肉うどんも侮れません。

認識を改めました。

鰻もそうでした。
直焼きの香ばしさに慣れていましたが、
今では関東風の焼き方に惹かれます。

それにしてもかつて2度も、豚肉を牛肉と
思い込んで食べていた自分の味覚の鈍感さに
あきれてしまいました。

これからは、意識して豚肉うどんを食べるように
してみようと思います。