わらこ精霊 秋だより編 〜風に綴る言葉〜

潮路つづり(室蘭・むろらん/中3)しおじつづり

🎵 5. “綺麗になりたい”って思った日
風にめくられたページは、きっと明日への道しるべ。




---

🌅 朝〜登校
港町の朝は、潮の香りとカモメの声から始まる。
つづりは制服の襟を指で直しながら、少しだけ背伸びをして空を見上げた。
「今日は風が強いなぁ」



そうつぶやくと、隣を歩く友達が「9月ってまだ暑い日もあるのに、風だけ秋みたいだね」と笑う。
白鳥大橋の向こうで朝日がにじむ。川面に映る光が揺れて、通学路の景色は毎日同じなのに、そのたびに違う表情を見せてくれる。

(Gemini AI作成画像)

つづりはポケットから小さなノートを取り出し、立ち止まって一文だけ書き残した。
「同じ道でも、今日の風は今日しかない」
「また書いてる〜」とからかわれたけれど、それでも彼女は微笑んだ。
一日の始まりに残す言葉が、自分の歩みを確かめる灯になっていた。



📚 授業
午前の国語。黒板に大きく「旅の記録」と書かれると、教室がしんと静まる。
「旅は歩いた道だけでなく、そのときの心を残すものです」
先生の言葉に、つづりの胸が少し震えた。
(私が書いてるのも…ただの日記じゃなくて、心を残す“旅”の一部なのかな)



休み時間、机に広げたノートを友達がのぞき込む。
「わっ、もうこんなに書いてるんだ。速いね!」
「忘れたくない気持ちがあるから」
そう返すと「やっぱつづりは真面目だね」と笑われ、照れながらも心の奥で誇らしさを感じた。


🍴 給食
お昼の献立はごはん、牛乳、ポークチャップ、コールスローサラダ、野菜スープ。
配膳の列に並ぶと、ケチャップの甘酸っぱい香りが鼻をくすぐった。
「うわ〜いい匂い!これ、何?」
初めて見る子が首をかしげると、つづりは笑顔で答える。



「ポークチャップって言うんだよ。室蘭の料理で、豚肉と玉ねぎを炒めてケチャップで味つけしたものなの」
一口食べた友達が「ほんとだ!ハンバーグみたいだけど軽い味!」と感想をこぼす。
つづりも食べてみると、甘さと旨みがごはんにぴったりで思わず顔がほころんだ。
コールスローのしゃきしゃきした食感、スープのやさしい温かさ。
「こういうごはんも、旅の記録みたいに残したいな」
そんな言葉が、つづりの胸にふっと浮かんでいた。

(GeminiAI作成)

🎤 放課後レッスン
歌の練習。声を合わせるとき、仲間が少し不安そうに立ち止まった。
つづりは一歩前に出て「大丈夫、もう一回一緒にやろう」と声をかける。
その瞬間、自分の声が誰かを支える力になるのを感じた。



先生の「もっと胸を張って」の一言で、心がまっすぐ伸びる。
(綺麗になりたいって…見た目だけじゃなくて、自分に自信を持てることなんだ)
「いい表情だね」
仲間の言葉に、頬が熱くなったけれど、同時に胸の奥がじんわり温かくなった。

🌆 夕暮れ〜夜
帰り道、港に沈む夕陽がオレンジ色に街を染めていた。
つづりは立ち止まり、ノートを開く。
「旅の途中で出会った景色は、誰かの心に届く」
ペン先から生まれた言葉を見て、風にめくられるページが未来を呼んでいる気がした。



その時の大切な景色や思い出も胸に「明日に頑張ろう」と小さくつぶやく。

夜、窓の外に星がひとつ瞬いていた。
「歌にのせたら、もっと遠くまで届くのかな」
そうつぶやいた瞬間、風がカーテンを揺らし、胸の奥に新しい光がともった。



あしたも素敵な日になるといいな
私にもみんなにも 潮路つづり
---



🌌 「星結びのスターローグ」
── 七夕の夜に、精霊たちが“結び”のうたを歌う

🎶 Warako spirits★39stars
TikTok他 各種サイトで無料配信中

🌟 プロデュース&作詞作曲:緑川順子
(@midori_kawa_sailorojisan)
制作協力:Suno AI

💿 配信サービス:
Spotify / Apple Music / YouTube Music他

📲 TikTokはこちら
https://www.tiktok.com/@midori_kawa_sailorojisan