筋膜調整セラピストの中村です
「どんな症状の時に筋膜が原因って考えたらいいですか？？」
これもよく聞かれる質問です。
筋膜は本当に不思議な組織でして...
硬くなったり、すべりが悪くなると
・痛みを伝える
・動きをジャマする
・関節の動きを狂わせる
・筋肉に力が入りにくくなる
また、内臓をつつむ筋膜に問題がおきると
・呼吸器のトラブル
・消化器のトラブル
・心臓など循環器のトラブル
・泌尿器のトラブル
・ホルモンや生殖器など内分泌器のトラブル
・血を作る造血器のトラブル
あるいは、皮フに近いところにある筋膜が問題になると
・脂肪や代謝のトラブル
・皮膚や体温調節のトラブル
・むくみなどリンパや免疫のトラブル
などなど
全身の全ての問題に、多かれ少なかれ関係してくると言われています。
なので、正直なところ
「これは関節の問題です」
「これは神経です」
「これは筋膜です」
というふうに、症状ごとに確実に筋膜かそうじゃないかというのは見分けがつきません...
ではどうするのか？？？
私が考える方法は２つ
１つは、
はじめから「筋膜だ！」と思って状態を調べる
もう１つは、
一般的な検査で異常がなかったり（内科的なものも含めて）、他の治療や手術をしたけどイマイチ効果が得られなかった場合も、筋膜が影響してるかも？と思って状態を調べます
※きちんと診断がついて薬などで様子をみている場合や、必要な手術をして効果が得られている場合も含むのですが、話が複雑になるので、あえて今回は説明に含めておりません
もちろん、全てが解明されているわけではないのですが、それはどの分野でも同じことが言えますよね。
ただ、「一般的か？」と言われると、筋膜の情報や施術が世間一般に広まってるとは言えないのも確かです。
それでも
「何をしても、どこに行っても変わらなかった」ものが
筋膜の観点から施術した結果、変化を感じられる瞬間を目の当たりにした時
「筋膜」の可能性を無視することはできない
そう思ったんです。
それは整形外科的な症状だけではなく
セキ込み、めまい、耳鳴り、頭痛、胃痛などの内科的なものも含めてです。
筋膜はカラダの中のありとあらゆる機能と、切っても切り離せない関係にあります。
なので、カラダに不調が起きている時
「筋膜」が何かしら影響している可能性は大いにあります。
まとめますと、
「どんな時に筋膜が問題って判断するか？」
と、関節や筋肉と同じように単体としてとらえるのではなくて
「どんな時も多かれ少なかれ筋膜が影響している可能性はある」
なので、
・はじめから筋膜が原因と考える
これも１つ
または...
・色々調べたけど変化が少ないから筋膜かも
こちらも有りだと思ってます。
少しあやふやな説明が多くなってしまい、逆に不安にさせてしまった部分もあるかと思います。
でも
それだけ「筋膜」とは不思議な組織で
それでいて、私たちのカラダにとって大きな影響力と可能性を持っているのも事実なんです。
TRIGGERは筋膜の観点から不調と向き合う、筋膜調整専門のサロンです。
今後も、筋膜というキーワードが健康や不調と向き合うきっかけになれるよう、筋膜の可能性を感じられる情報を発信していきたいと思っています！
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