筋膜を整えて健康を取り戻す
筋膜調整セラピストの中村です。
TRIGGERは、
「筋膜」の観点から体の不調と向き合う
筋膜調整専門のサロンです。
でも、かつては、
当サロンの筋膜調整セラピストである半田も私も、
「姿勢や動きの癖、動きの質」をもとに症状を紐解くことを施術の中心にしておりました。
目の前の症状は「悪い動き方」の結果として起きている
そう考えて、
関節の動きを良くしたり、姿勢や動きの癖をよくすることで、
痛みが減ったり、生活に困らなくなったり、スポーツに復帰できたりと、多くの経験を積んできました。
ですが、中には
・姿勢が良くなっても痛い
・動きが変わっても不調が変わらない
・すぐに悪い動きに戻ってしまう
・痛みや不調が移動する
こういった方も多く経験させて頂きました。
ここで一つの疑問が生まれます。
「動き方」が悪いから「痛み」がでている?
それとも
「痛み」があるから「動き方」が悪くなる?
よく言う、
「タマゴ」が先か「ニワトリ」が先か...
答えとしては、
どちらも原因になり得るし、結果にもなり得る
専門家であればあるほど、そのことはよくわかっています。
これは、動きを科学する権威であるワシントン大学のサーマン先生が提唱する「運動学的モデル」と呼ばれる考え方になります。
簡単に言うと、特に関節痛や筋肉痛などの運動機能のトラブルは、
①運動−病理学的(うんどうびょうりがくてき)モデル
②病理−運動学的(びょうりうんどうがくてき)モデル
によって発生すると考えられています。
①運動−病理学的(うんどうびょうりがくてき)モデルでは、
運動の質や量が原因で、関節や筋肉にトラブルが起きてしまうことを説明しています。
②病理−運動学的(びょうりうんどうがくてき)モデルでは、
骨折やネンザによって、関節や筋肉が傷ついて構造自体に変化が起きてしまった結果、全体として良くない動きしかできなくなって、症状が発生することを説明しています。
長年、私達が施術の軸としてきたのは、
①の運動−病理学的(うんどうびょうりがくてき)モデル
に当たります。
これは非常に大事な考え方で、
症状は痛い場所にあるのではなく動きそのものが原因で、
結果として患部に負担が集中しているため、
患部だけでなく、
動きの癖そのものを良くしましょう
ということです。
どう考えても大事ですよね。
でも、なぜ今は「筋膜」なのか…
次回は、私達が「筋膜」に注目する理由を、もう少し踏み込んでお伝えしていきます。
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