筋膜マニピュレーションの国際コース「レベルⅢ」に参加して
無事、修了してきました!
左から、創始者のルイージ先生(理学療法士)、ロレンツォ先生(理学療法士)、アントニオ先生(医師)
会場はイタリア、ヴィツェンツァにある「Stecco Medical Center」
おしゃれ~
ここで講義と実技を7日間、朝から晩まで
イタリアで学んだ内容はざっくりいうと
「内部機能障害」と「筋膜」
個々の内臓はどのように不調になるのか?
各器官系統、たとえば呼吸器系、消化器系などはどのように不調になるのか?
それらの関係、評価、施術の方法を「深筋膜」の観点から学びました。
詳細や、その機序などは割愛しますが
内臓の問題が、体の痛み(筋肉や関節の痛み)になって出てきたり
逆に、体の筋膜の問題が内臓の不調としてあらわれたりするとのこと。
例をあげると
足首の痛みは、ずっと続いている下痢が原因かもしれないし
逆に、ずっと続いている下痢は、昔に捻挫した足首が原因かもしれない
ということでした。
自分でも臨床経験上、手足やお腹周りの筋膜への施術で
胃薬を飲んでも収まらなかった胃の痛み
強い胸焼け
ご本人が自覚していた顔のむくみ
息が十分に吸えない感覚、喉の異物感
が施術直後から無くなったり
スポーツ選手の最大心拍数が下がったりと
内臓が関係していると思われる症状が改善または消失した症例を経験していたので、とても納得させられるもでした!!!
また、「浅筋膜」という、より皮膚に近いところにある筋膜が
例えば、リンパ系や免疫系などに影響を与えることを学び
その評価方法と施術方法も学びました。
実技練習

講師の先生に「イタイ、イタイ、イタイ・・・」って、真似されました。
日本人だけですね「痛い」を連呼するのは(笑)
他の国の方々は痛い顔して耐えてました。
そこは日本人の主張がはっきりしてますね(笑)
講師によるデモンストレーション
ちゃっかりインド組2人の間に入り込み見学。
というか、「入れ!入れ!」と誘導されました(笑)
デモンストレーションの結果は・・・
Fantastic!!!
長年の首から腰にかけての痛み
首と鼠径部のリンパ節への介入で痛み無し!!!
会場からは拍手!!!すごい^^;
Team of JAPAN(撮影:竹井先生^^;)
全員の電子辞書がずらっと並び、講義を聞き、頑張りました!!!
「それ何?」って後のケニアの理学療法士に聞かれました(笑)
休憩中の竹井先生
フィンランドの医師、理学療法士達から「TAKEI CONCEPT」って何?
って興味深々で質問受けてます。
かっこいい。フィンランド進出か!?
創始者 ルイージ先生(Luigi Stecco)
創始者って凄いな~~~~
ルイージ先生の功績で、痛みから開放されるきっかけをもらった人が増えているのは間違いないわけだから
お会いできて感激!!!
自分はまだまだ末端にいるけど、この教わった技術を1人でも多くの方に還元しなきゃ。
今回学んだことで
検査では異常がないのに喉の異物感があったり
胸が重かったり
お腹の膨張感を感じたいり
頭が重かったり
喘息や気管支炎、咳
便秘や下痢
高血圧や扁桃炎
膀胱炎
糖尿病や無月経
貧血症
近視や白内障、ぼやけ目
耳鳴り
副鼻腔炎
上記にあげたのは一部ですが、上記のような症状を
筋膜の観点から改善出来る可能性があるそうです。
また、上記のような症状が今なくても、過去にあったりすると
それが今の体の痛みの原因になっていることもあるそうです。
問診の段階から、しっかりと意識する必要がありますね。
より正確に判断出来るよう、またより多くの方に還元できるようにがんばります!!!
今回の受講生は
アメリカ、オーストラリア、インド、ケニア、フィンランド、デンマーク、スロベニア、ドイツ、ケニアの医師、理学療法士など
世界各国の方々と一緒に勉強できて
交流できて
とても刺激的な7日間でした。
知識、技術はもちろんですが、貴重な経験も得られました。
復習たくさんして、より多くの方の改善へのきっかけになれるように精進します。
そして、またイタリアに受講しに行く!
その他もろもろ・・・いろんな決意もしたイタリア研修でした。
施術を1週間ずらして頂いたクライアントの皆様、ありがとうございました。
竹井先生を始め、今回一緒に参加してくださったTeam of JAPANの皆さんありがとうございました。
また、イタリアに行くまでに色々手配してくださった市川先生、ありがとうございました。
To teachers and everyone of participants
Thank you very much for the course and the great time!
I'll go back to Italy someday!
















