南アフリカ・クレインモンド(ロイター) 性的暴行の多発が重大問題になっている南アフリカで、女性発明家のソネット・エーラーズさん(57)が、女性を守る特殊コンドーム「rapex」を開発、8月31日にお披露目した。
「rapex」は、生理用タンポンのように膣内に挿入して使うもので、暴行犯の性器に「噛(か)みつく」ような仕掛けが施されている、という。
エーラーズさんは「これまで女性を性的暴行から守るものがなかった」 と指摘し、「rapex」は、暴行者の性器に激痛を与えるため、女性がすきを見付けて逃れることが可能で、性犯罪を減少させ、妊娠やエイズ、性病の感染を防ぐことにもつながるとした。
このコンドームは、病院でしか取り外しができないようになっていることから、犯罪者の特定にも役立つとしている。
南アフリカ政府の犯罪統計によると、同国では毎年5万件以上の性的暴行被害が届けられている。子供や知人の間の暴行は、ほとんどの場合、泣き寝入りとなるため、実際の被害件数は4倍にも膨れ上がるとみられている。
「rapex」の使い心地については、複数の女性がプラスチック製の男性性器の模型でテストしてみたものの、生身の男性での試験はまだだという。来年から生産を予定している。
一方、同国の性犯罪防止団体などは、「rapex」が犯罪者の怒りを加速させ、女性への暴行がさらに増える恐れがある、と批判している。



















