4月1日付けで店長になりました。

4月バカかも知れません。


ついでに渋川に引っ越そうかと。

店の向かいに手ごろなアパートがあるので。

窓から店が丸見えで、てことは店からも部屋が丸見えで。

ええ、もうこの際どっぷりズブズブ浸かってやろうかと。


昨日の春雷は凄まじかった。

冬眠中の命を起こすには少々荒っぽいんじゃないかな。

明日、東京ドームで行われる筈だったチリペッパーズのライブがアンソニーの風邪でキャンセルになったというFuckin'な報せにクサクサしていたら、滅多に風邪をひかないAKIRAさんが風邪をひき、ラーメンズのチケットがタナボタ的にまわって来た。


チケットを持ってるmichelleと待ち合わせの場所と時間を話してたら、彼女が叫んだ。「チケットがないいい!!!」

家に忘れてきたとのこと。まったくもう。こういう事件で「まったくもう。」と誰かに言われることは数限りないが、言うのはAKIRAさんの風邪ぐらい稀。michelleの実家経由で新大久保のグローブ座へ。


素晴らしい出来だと思った。今回のタイトルである「TEXT」の名の通り、もともと言葉遊びの上手なラーメンズの真骨頂だと思う。言葉とがっぷり四つで取っ組み合う彼らの姿はカッコイイ。女に生まれてたら絶対に小林賢太郎に恋してたと思う。でも、オトコだから片桐仁に憧れる。

いや、笑った笑った。こんなに笑ったのは、ちょうど一年前に浅草演芸ホールで古今亭寿輔師匠を見たとき以来だろう。


ところで、今週末に麺工房「遊」で行われるイベント「遊市楼」の出し物のひとつであるAKIRAさんのオペラに後半出ることになったんだけど、先日、地球の歌でタクヤがやった時に急遽ステージ上に引っぱり上げられたことを考えると、どうも今回は土壇場でキャンセルになるんではないか、というのは杞憂だろうか。

去年から受験勉強の手伝いをしてきたマリカちゃんが無事、志望校に合格した。

これはウレシイ。

すごくウレシイ。

自分のことのように、というか、ある意味自分のこと以上にウレシイ。


教えることは教わることと見つけたり、の一年半。

教育学部に進む彼女には素敵な先生になってほしい。


もうひとつウレシイできごと。

明日からうちのスタンドで食用廃油の回収が始まる。

スタンドのある渋川市(の一部である旧子持村)では「菜の花エコプロジェクト」が行われていて、給食の配送車がBDF(食用廃油から作られるバイオディーゼル燃料)で走っている。現在、給食センターで使われるてんぷら油を精製してBDFにしているが、まだ十分な量を確保するのが難しく、会社にかけあってうちの店で回収のお手伝いをすることとなった。


ちなみにこの「菜の花エコプロジェクト」とは、観光用の菜の花畑からとれる菜種油を食用油として再利用し、さらに燃料として再々利用するというもの。地域の中で、観賞用の「菜の花」→食用の「菜種油」→走行用「燃料」、という循環を目指している。

近年、全国各地で始められている。


毎日毎日、イライラやタメイキばかりで前に進んでるのか後退してるのか、ときに分からなくなったりもするけど、どうやら大丈夫。

長い冬を耐え忍んでこそ、桜を愛でる気分も一入なのだ。



ザルツにいる妹からもらったエスプレッソを一緒にもらったエスプレマシンで煎れ、沖縄にいる妹からもらったやちむんカップで頂いた。

中々ゆっくりできず、東京にも日光にも行けず、いきつけの店にコーヒー豆も買いに行けない日々だけど、まあ、ちょっとは救われるひと時。

渋川への通勤に慣れるのと同じように新天地での仕事にも慣れ、その分だけ仕事は増え、それとは関係ないところでも仕事は増え、それでもデートは削れないからそのぶん洗濯物が溜まり、片付かない部屋がますます混沌を極め、久々に会いたい人はいっぱいいるのに久しぶりに届いた年賀状には一枚も返事が書けず、スペアブックはどんどん溜まり、目を通してない書類はその2倍くらい溜まり、洗濯物がベースを覆いつくし、何を背負い込みたいのか分かったつもりで実は見当違いな荷物を持ってるんじゃないかとふと思ったりするここ最近、ある朝、理由もなくブルーハーツが聞きたくなってCDを掘り起こした。


通勤の車の中で聞いたら不覚にも泣いてしまった。

職場につくなり涙のあとが心配でばしゃばしゃ顔を洗った。

夜になって店を閉めて帰りの車でもう1回聞いてみたらやっぱり泣いた。

なんでそんなに泣けるのか自分でも良く分からないから数日後にもう1回聞いたら、あふれる涙の量は少し減った。


病んでるわけでも疲れてるわけでもないのだけれど、

マーシーの言葉がムショーにぐっとくる。




泣かないで恋人よ

作詞・作曲:真島昌利

遅すぎる事なんて 本当は 一つもありはしないのだ
何するにせよ 思った時が きっとふさわしい時

チッポケなウソついた夜には 自分がとてもチッポケな奴
ドデカイ ウソをつきとおすなら それは本当になる

泣かないで 恋人よ 何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ どうにかなるようになる

あきらめきれぬ事があるなら あきらめきれぬとあきらめる
あきらめきれぬ事があるなら それはきっといい事だ

泣かないで 恋人よ 何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ どうにかなるようになる


3日に宮古島でライブ!

すごい!みんなあったかい。

反応がすごく敏感だし、ノルノル。

会場のISLAはカリブっぽい雰囲気で何だかとても居心地が良かった。

近所にあったら良かったのに。普通にビール飲みに行きたい。

となりの沖縄おでんが忘れられないほど美味しかった。

テビチ!とろけました。


翌4日は池間島

タコ料理の「すむばり」で舌鼓を打った後、池間大橋を渡る。

真っ青な海の上をどーんと1.5km続く直線道路はキーウェストに続く1号線を思い出させた。

車でぐるっとまわっただけだけど何となく印象に残った池間島だった。

群馬の家に帰ってきてテレビをつけたら、この池間島で行われているデイサービスの取り組みが紹介されていてシンクロにビックリ。


新城さんの石庭

新城定吉さんが神の啓示を受けて作り始めたという石庭。

スピリチュアルな感覚は鈍いのだけど、もの凄い生命力だと思った。

だって白髪のおじいちゃんがたったひとりで掘り起こしてきた巨石がそこかしこに立ち並んでんだもの。

機械は一切使わず、棒一本と「てこの原理」で全部集めてきたという。

しかもまわりを囲む濃ゆい緑。

道路からの入り口には巨大なガジュマルが立っていて、外界とこの石庭とをキッパリ区切っている。

ここでの祈りはヨーコさんの右胸に届いたはず。


腰痛

飛行機に乗る前から違和感と重い感じがしてたんだけど、群馬に帰ってきたら正真正銘の腰痛に悪化。

慌てて温泉に行きマッサージをしてもらったらこれが逆効果で炎症を引き起こしてしまった様子。

寝てても、立っても、しゃがんでも、車に乗ってても、もう何をしていても痛い。

ピシッとお辞儀をしようにも、あいたたたた・・・、という情けない状況。仕事にもならない。

それでもタイヤ交換のお客さんは待っててくれないし、灯油を買いに来たお客さんも我慢はしてくれない。

キネシのノリちゃんと、整体のアッチにアドバイスを頂き、自分でマッサージしてみる。

バンテリン、温湿布、腰痛バンド、あらゆるアイテムを総投入してみる。

結果、なんとか峠は越えたみたい。


大介

日本縦断を果たした大介が東京に戻ったので、出発を祝ったのと同じく大森さんの「遊」で完歩を祝う。

相変わらずひょうひょうとしているけど、若干力強くなったか?

新作に期待。

あの晩そり落とした眉毛は今もまだ無い。

今度、ちゃんとした位置に描き直してやろうか。


ザルツから妹が帰ってきた。

30時間ちかくかけてはるばる帰って来たというのに、辿り着いた家に両親はおらず、二人とも日にちを勘違いしていて外出していたというのに、腹も立てずに普段から散らかりまくってる家の掃除を始めたという話をその晩に聞いて、ダンスの腕前云々よりも逞しく育った精神力に頼もしさを感じた。


タバコ

なんだかんだ、最近吸う事が継続的になってきた。

といっても一箱が一月経っても無くならず、何処かに置き忘れてしまうのだけど・・・。

これは間違いなく仕事のストレスなんだろうと思う。

ということにしておこう。


「太陽のうた」で行われたライブイベント"Maria harmony ceremony"に行ってきた。


「太陽のうた」は去年、大蓮寺ライブで一緒に演ったナセルとヒロミちゃんの店。

地球にやさしいカフェで、オーガニック食品やフェアトレード商品なんかも置いてある。

「地球のうた」に続く2号店だけど、フードがかなり充実した。カレーも美味い。


"Maria harmony ceremony"は山口圭子さんと、石原とし恵さんのユニットで、世界各地のネイティブな歌と踊りに精通していて、サヨコオトナラのライブなんかにもダンサーやコーラスとして参加してたりもする。

今回はYUKIYAさんがパーカッションで加わった。インドのマントラや、ハワイのフラ、フィリピンに古くから伝わる歌なんかをやった。

チラシには「世界の祈りの唄と響き、大地と天と心を結ぶ踊り&ヒーリングワーク」 などと銘打たれていて、文字面の仰々しさに尻込みしそうになったけど、実際はとても自然体で親しみやすい雰囲気だった。簡単な歌では予め用意された歌詞カードが配られてみんなで一緒に歌ったり、もちろんノリ次第で踊ったり、みんなで参加するワークショップみたいなリラックスした雰囲気の中、赤城の大地と満天の星空にお祈りした。


じきに南の島から移り住んでくる友人にこの地が最良の恩恵をもたらしてくれますように。

彼女の右胸にいる病巣が無理なく、自然に確実に、和らいでくれますように。

久しぶりに布団を干そうと物干し台に出て息を呑む。


周りの山々の色!

子持、大峰、三峰、戸神の山々が錦秋に包まれている。

通勤の車窓から何となく葉が色ついてきたかなぁ、とは思っていたけど改めて周りの山を見渡す余裕がなかったのか、または最近の朝晩の冷え込みの厳しさのせいか、こんなに見事に色付いていたことを知らなかった。


秋は深まっている。

11月から隣の渋川市で働くことになった。


長くなる通勤時間は、今より音楽を聴けると思えば良いし、

慣れない土地は、美味しい店を探したり出来ると思えば楽しい。

何より嬉しいのはあの地獄の強制労働「雪かき地獄」から開放されること。

スタンドの敷地面積は今の半分ほどだからそんなに走らなくてもいい。


あれ?なんだか随分ラクそうじゃん?

6月22日の日記、「みたびのお願い」 で紹介したヨーコさんが癌治療のため、群馬か栃木に引っ越すことになりそうです。

そこで、群馬・栃木の医療事情、とくに乳癌に関する情報をお持ちの方はどんなものでも構わないので一報下さい。