ちょっと前にTwitterで役者や演劇界の方々がテレビや映画でスタッフロールが流れるのが早すぎる!と苦言を呈されていました。
自分もそう思います。
あれは視聴者に携わった人を知らせるためのものだけでなく、現在名も無き1ADかもしれない、1スタッフかもしれない人たちの勲章なのだと思います。
大作であればあるほど、関わるスタッフの数は多くなりますが、作品の名前を聞いても
「ああ、あの監督の!」「ああ、あの俳優の!」で終わることがほとんどです。
でもその作品のなかには後の大作の監督の卵なども小さくかかわっていたりします。
名前が小さいからって仕事が小さいわけではなく、雑用や下準備など細々した仕事。事前の段取りなど面倒な仕事を一手に担当してるわけです。
それに嫌気が差す人もいるでしょうが、出来上がった作品に名前が残ってると思えば責任感とプライドをもって仕事ができるのではないんでしょうか?
そこで得た小さな誇りと達成感が次の仕事に繋がり後の大仕事に繋がると思うのです。
ちなみに自分は映画を観に行ったらスタッフロールが終わるまで見ている派です(^^)