9月に入ってしまって書くのもなんですが
レビューブログによると8月の間、大阪で「スマホで手助け」実証実験という試みが行われていたそうです。
大阪の特定のエリアで、コミュニケーションにLINEを使用することで、いくつかの条件(ベビーカー・車いす・白杖使用者・言葉の分からない観光客)の方の困っていることを助けられる範囲で補助をするという試みです。
困っている方が、LINEに登録している「&HAND」にトークで助けを求めると、同じく、登録している人が受信して、助けられる余裕のある人が助けられる範囲で補助をするというものです。
例えばベビーカーや車いすの方が段差で困っているときなどに、どうしたものか・・・手伝いたいけど、迷惑がられないか心配、偽善者ぶってるんじゃないの?と見られるのが嫌。
などと考えてしまう方に、たすける大義名分が持てるというものです。
助ける理由が持てるというのは今の時代非常に重要なことです。
なんでもかんでも「余計なお世話」と言われてしまう昨今、「助けを求められたからね」というのは助ける側にも助かる仕組みではないでしょうか?
今は大阪だけでの実証実験だったようですが、人情の町である大阪でいい結果が得られれば、全国への波及も早いでしょう。
あとは、周囲が助けを求める行為にどこまで寛容になれるかということでしょう。
助けが必要な人が助けを求めるのは当然のことです。
一部態度の悪い人のせいで本当に助けを必要としている方が迷惑している事実は悲しいです。
それでも、より多くの人・助ける方も助けられる方も笑顔になれる方が周りもほっこりさせる。
いい循環を生むのではないかと思います。