イギリスの歴史⑦「プランタジネット朝」
ノルマン朝が長く続く事はなく男子が途絶えてしまったためにすぐに終わってしまいました。
(ここからはややこしいので家系図を参照してください🙇♂️)
そこでウィリアム一世の血を引くマティルダと
フランスのアンジュー伯の息子ヘンリ2世がイングランド王に即位して新たにプランタジネット朝を開きます。
そしてヘンリ2世はフランスのアキテーヌ侯の娘と結婚します。
青丸で囲ってあるのはフランスの地方の伯爵と侯爵です。
つまりヘンリ2世のお父さんはフランスのアンジュー伯であるため、この土地を引き継ぎ…
そして嫁がアキテーヌ侯の娘だったためこの土地も引き継ぎ…
なんやかんやで赤いその他の土地もイングランド領になりました。
フランスは知らない間に土地がどんどんイングランドに奪われていくというよく分からない状況になっていました。
しかもヘンリ2世は父がフランス人のアンジュー伯なため王室ではフランス語が話され、もはやイングランド王なのかも怪しい状況。
流石にこの状況にはフランス王も焦ります。
まさかヘンリ2世はこのままパリまで迫ってフランス王の地位まで奪うつもりか、、??
イングランドとフランスはその後対立を深めていきます。