兵庫県姫路市の市立林田中の3年生56人が14日、修学旅行で田川市伊田の市石炭・歴史博物館を訪れ、炭坑節の踊りを体験した。
生徒たちは約1時間にわたって館内を見学した後、広場に集合。正調炭坑節保存会から、炭坑節の発祥地が田川市であることや、踊りの所作が石炭を掘る動作に基づくことなどの説明を受けた。
その後、保存会のメンバーも交えて輪になり「月がー出た出たー、月がー出た」の節に合わせて実際の踊りを体験。保存会のメンバーが披露する、日本初のユネスコ世界記憶遺産に登録された炭坑画を残した画家、山本作兵衛(1892~1984年)にまつわる踊りも見学した。
小佐見昇吾さん(14)は「東京タワー(の高さ)より深く石炭を掘っていくと知って驚いた。自分の周りにある現在の労働に比べ、はるかに過酷な労働だったことが分かった」と話した。
出典:毎日新聞