おはようございます。
数秘セラピスト☆西嶋裕子こと
11/22良い夫婦の日生まれパートナーシップの
申し子ゆーぴーです。
高校を卒業してからも、演劇部の仲間で
週に１回、決まったお店に集合していました。
この３年間。
毎日顔を突き合わせ、
共に困難を乗り越えて来た。
そんな仲間たちと
“会わない”ほうが違和感に感じて。
まるで義務かのように、出席するのが当たり前、の感覚で出掛けていました。
とは言っても。
県外の学校に行っている人。
恋人が出来て恋愛に夢中な人。
そもそも、集まる意味が分からないと、
最初から参加しない人。
なので、私を含め５人で毎週会って、他愛の無いお喋りをして過ごしました。
私は仕事が出来ない事に激しいストレスを
感じていたので、気分転換の出来る、この集会が貴重でした。
友達と居る時の万能感と。
職場に居る時の無能感。
こんな筈じゃ無かったのに。
もっと私、出来る人じゃ無かったの？
演劇部の仲間と別れた瞬間から、泥沼のような絶望感が戻って来る。
「今日こそは！」と気持ちを新たに出勤しても、
また同じ間違いを繰り返す。
どんどん当たりがキツクなる人たち。
針の筵の職場。
でも仕方が無い。
仕事が出来ない、無能な私が悪いんだ。
以前にも増して、自分責めが激しくなり。
常に自分を罵倒し、卑下し、追い立てる声が、
頭の中に響き渡って。
出口の無い暗闇に、一人で蹲っていました。
或る夜。
ベッドの中で目を覚ますと、
自分が泣いていることに気付きました。
夢の中でも、私は。
泣くほど苦しんで、嘆いているのか。
そんなに辛かったのか。
このままではいけない！
何とかしなければ！
『私が居るべき場所は、此処では無いのでは？』
ふと、心が囁きました。
「…私の居場所は、あの職場じゃ無いんだ」
自分で声に出すことで、
何かが動き出す気配がしました。
そうすると全力で、そっちの方にアンテナが立ちます。
テレビを見ていても、道を歩いていても、
本屋に立ち寄っても。
『此処では無い何処かへ』
『本当の自分に逢う』
『自分の居場所を探す』
などなど。
仕事を辞め、別の場所へ行こうと話し掛けて来るのです。
では、私が本当にやりたい事は何だろう？
自分の心の内に問い掛けると
『もう一度、お芝居がしたい』
と返事が返って来ました。
もうずっとお芝居がしたかったのに、
出来ずにいた。
そうだ。
お芝居が出来る環境に、自分の身を置こう。
そして、仕事を辞め、新たに歩き出そう。
その想いは、暗闇の中に見つけた
小さな小さな光でした。
つづきます。
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