パージェタ、ドセタキセルの副作用(前) | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

乳がんの告知を受けて間もなく2年。
手術から1年と10カ月。


普通このくらい経つと、
ホルモン療法以外は治療もひと段落して
病気の話題も少なくなって
ブログはフェードアウトしたり、日常のことに切り替えたり。

以前からブログで親しくさせていただいている方たちも
多くはそんな感じで、
私も、ACの時は細かく書いていた副作用のことも
今更書いてもな~って思って(面倒くさかったのもある)
余り書きませんでした。



でも、少し前に、
歩行器のことでコメントを入れてくれた、ぴょこさん。
残念ながら、ぴょこさんの役には立てなかったけれど、
今の私の状態が、誰かの参考になるかもしれない。

転移がん、なんてね、
誰の参考にもならない方がいいじゃない?
でも実際転移して治療を受けなきゃならない人はいるし、
今は初発では保険適用にならないパージェタも
そのうち初発の標準治療になるかもしれない。


なので心を入れ替えて
副作用のことも
ちょいと書いておこうかと思います。



と言っても、何の副作用なのか
よくわからないものも多くあります。
私の場合、足を動かせない影響もあるし。

参考になるかどうかわかりませんが
書き出してみます。



脱毛

1回目から順調に抜け始め、5回を終えた今、
あちこちの毛がショボショボと残っています。
面倒なのでそのままに。
眉毛とまつ毛も
薄くなったとはいえ残っているので
アイメイクはしていません。
元々、結膜炎だの眼瞼炎だの起こしやすいので
つけまやアイライナーは、できるだけしたくないのです。

ナースの話では
毛には起きてる期間と眠っている期間があって
眉毛やまつ毛は眠っている時が長く、
そういう時に抗がん剤が入っても毛は抜けずに残る、
のだそうです。
それで抜けたり抜けなかったりするんだって。
残っている眉毛、まつ毛、
次の抗がん剤の時も全員眠っていておくれ!


皮膚の発疹、痒み、乾燥

投与日の4日後くらいから、手の甲が赤く、痒くなり始めます。
ステロイドを塗ると1週間くらいで治まり、
今度はカサカサになるので
ヒルドイドを塗って保湿。
最初の投与の時は人前に出られない発疹でしたが、
2回目からは体が慣れたのか、
アレルギーを抑える薬を内服したせいか
そこまで酷くならずに済んでいます。
それでも二晩くらいは夜中に痒くて目が覚めるので
ステロイド軟膏は手放せません、


口角が切れる

食事時など口を開けると切れるので
顔用ステロイド軟膏で対処。


口内炎

これも初回は酷かったです。
歯磨きもうがいもこまめにしていたのに、
食べるどころか痛くて話もできないくらい。
軟膏をもらって治りましたが
2回目からは全くできていません。


あのね、抗がん剤の点滴の時
副作用予防に冷やすといい、って
聞いたことありませんか?
冷やすと血流が悪くなって、
その場所に抗がん剤が届きにくくなる、とか。

ACの時、一番嫌だったのが味覚障害だったから、
ものは試し、サーモスに氷を詰めて行って
抗がん剤が入る少し前から終わるまで
ずっと氷をなめていたんですね。
それでも口内炎が酷かったから
私には冷やすのは効かないんだなーと思って
氷は一回で止めました。


涙目

ホント、涙がよく出る。
ハンカチティッシュは欠かせません。
第九の練習の時は、感動して泣いているようで
ちょっと恥ずかしかった(苦笑)



まとめて書こうと思ったら長くなってしまった。
続きは、また。

お付き合いありがとうございました。



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