ブログの初めの方からお読みいただいている方はご存知だが、
私の以前の主治医は、類稀なる迷医だった。
若いドクターだから
知らないことがあっても仕方ない、と最初は思った。
しかし、患者向けの小冊子に書いてあることすら知らない。
知らなかったら調べればいいのに、知ろうとしない。
質問すると、「そういう場合も・・・」「人によって・・・」「経験上・・・」と
その場しのぎの言い訳をする。
術後の治療法を途中で変えようとした。
挙句の果て、
「パクリタキセルとハーセプチンを３週毎１２回、４カ月で」って。
はぁ？計算合わないでしょ？
聞き直しても同じ答えが返ってきた。
何考えてるの？
そうか、何も考えてないんだ・・・・・・
乳がんのタイプや治療法のことをネットで調べまくり、
ブロ友さんたちに、納得できるまで頑張れと応援してもらって、
主治医を代えてもらうのに成功し、今に至る。
何かね、昔付き合った人のことを悪く言うようで
書いていてとても気が引けるのですが、
そんな医者もいる、ということです。
でも、第一印象は悪くなかったのだ。
むしろ、マニュアル通りではない、
その人に合った治療を考えてくれる、
いい先生だと思ったのだ、最初は。
知らないことを誤魔化しているとわかったのは
随分経ってからだった。
整形を受診してから、その時のことを思い出してずっと不安だった。
今度のドクターは大丈夫なんだろうか？
それほど若くはないから、たぶん大丈夫な気がするけど
年取ってりゃいいってもんでもないよね。
いいドクターかどうかなんて、
私たちのような素人が一度や二度話したくらいでは
わからない・・・。
別に名医じゃなくていいんだよ。
普通でいいんだよ、ふ・つ・う。
病気と闘いながらドクターとも闘うなんて
もうたくさんだよー。
でも、
そうだった！
今回は頼もしい味方がいるではないか！
教会のお友だちの息子さんが、去年この病院のナースになった。
おまけに１年間、整形の外来で働いていた。
思い出して、早速電話して聞いてみる。
今度整形のO先生にかかることになったんだけど、
どんな先生？信用して大丈夫？
うん、大丈夫です。
整形ではNo.2の先生。
院長の専門が整形だから、No.1は院長で、その次の先生。
僕も腰を痛めたので、O先生に診てもらってます。
おお、そうなんだ！
就職して１年のペーペーとはいえ
そこで働いてたナースが診てもらうなら、
怪しいドクターではなさそうだ。
これなら余分な心配をせずにすむ。
いくら評判の良い病院でも
大きい病院でどんなドクターに当たるかは
賭けみたいなもの。
今回はどうやら、賭けに勝ったらしい(*^^)v
そんな事を考えながら意気揚々と（？）
結果を聞きに病院に向かったのでした。
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