転移じゃない可能性もある | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

MRIは6/27、結果を聞くのは7/2と
転移疑惑の真相解明は来月に持越しとなった。

ブログを読んでくださって、
転移を疑われてるわりにこの人サバサバしてない?
ノー天気なの?それとも不安を隠してるの?とお考えの貴女。

う~ん、どっちかと言えば、ノー天気(笑)


そりゃ人並みに不安はあります。

予後が悪いとされていたHer2陽性乳がん。
ハーセプチンの登場で、治療のできるがんとなった。
でも残念ながら、ハーセプチンが効かない人もいる。
ハーセプチンが終わらぬうちに起きた骨の異常が転移だとすれば、
私にはハーセプチンが効かなかったということになる。
他の分子標的薬もあるとはいえ、
予後の悪いがんの転移ということになれば、
実に憂慮すべき状況。


心配にはなります。
でも、引きずらない。


私の場合、切り替えは聖書の言葉。
『恐れるな、わたしはあなたと共にいる』
自分で心配してもどうにもならないことは
神さまどうにかして~、と丸投げ。

よく祈ることの一つに、
「診察も検査も治療も、最善が成されますように」
というのがある。
最善は、最新設備の病院で最先端の医療を受けることではなく、
今おかれている状況の中で、一番私に適した物が
与えられますように、ということ。

だから先日のように、
幾つかある検査のうちでMRIが
今の私に一番合ってるみたいだ、とわかると
やったね(*^^)v、神さまありがと~、という気持ちになれる。

闘病中の皆様の上にも、最善が成されますように。


泣いてすっきりする人もいるだろうし、
人と話したり、美味しい物食べたり、お出掛けしたり。
みんなそれぞれに気持ちを切り替えているんですよね。



さて、気持ちの問題だけでなく、
転移とは違うんじゃないの?と考える根拠も、ちゃんとある。
私らしく(*^_^*)エッヘン

クリニックの医師が、転移にしちゃきれいすぎる、
と言ったこと以外に、


その1
腫瘍マーカーが基準値内

2月の血液検査で
CAE 1.1(基準値5.0以下)
CA15-3 12.7(基準値27以下)

腫瘍マーカーは絶対ではない、と医師は言う。
が、骨に異常があってマーカーも上がってる、というのより
骨に異常があるがマーカーは正常、の方が
転移ではない可能性は高いだろうと思う。


その2
センチネルリンパ節に転移が見られなかった

手術の時、リンパ節はきれいだった。
(少なくとも目に見える転移はなかった。)
リンパ管を通って全身にがん細胞が散っているにしても、
手術から1年ちょっとで、素人目にも明らかな骨の空洞ができるほど
がんは成長するのだろうか。
Ki67値も15%程度と、決して高くはない、
分裂スピードの速くないがんなのに。


という訳で、転移じゃないかもよ?と思っている。

きっと転移じゃない、と言ってしまうと
転移だった時にがっかりするので
(小心者です(^^ゞ)
真央ちゃん流に、ハーフハーフ、と思っておくことにしよう。



『あなたの重荷を主にゆだねよ。
主はあなたのことを心配してくださる。』

私が心配しても仕方がないので、今できることをする。
今夜は「第九」の練習がんばってきます(^^)/



↑全然心配してないヤツ
人の膝枕で寝るな~~



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