5月2日
ゴールデンウィークの中日(なかび)。
(振り仮名つけなくても、ちゅうにちと読む人はごく一部である)
血液検査の後、結果が出るまで1時間くらいかかるので、
院内の喫茶でモーニングの後、診察。
1回目では出なかった副作用のこと―
口内炎で他院でアズレミックを出してもらったこと、
味覚障害のことなど話す。
口内炎の薬は、ここでは塗り薬しか出していないので、
同じ症状が出たらアズレミックを使うように言われる。
余談だが・・・
パートしてた診療所は院内薬局で、
患者さんに薬を渡すのは受付の仕事。
その時の説明が長くて面倒なのが、この薬だった。
このお薬は、口の中でゆっくり溶かしていただく薬です。
トローチのようになめたりしないで、上の歯茎と唇の間に挟んでください。
舌や歯が青く染まってしまうので、人と会う時は
なるべく奥の方に挟むとか、マスクをするとかして
工夫してみてくださいね。
1日4回で、時間は決まっていませんが、
1回は寝る前に使っていただくといいです。
というようなことを、メモも見ずに言わねばならなかった。
あ~ん、今なら完璧に言えるのに、残念!!
味覚障害はねぇ・・・・・・と気の毒そうな顔をする主治医。
同情するなら薬をくれ!!
あと、聞きたかったことを二つ質問。
一つは、血液検査のγ(ガンマ)GTPの値が(元々高めなのだが)
基準値47に対し、200を越える時がある。
「これって肝臓に関係ありますよね?」
「抗がん剤を始めてから上がってるから、薬の影響でしょうね。
終われば元に戻ると思います」
良かった。フォアグラになったかと思ったよ。
もう一つは・・・何聞いたんだっけ?
うん、ケモブレインである。。。(涙)
白血球、好中球とも順調に回復し、
爽やかな笑顔に見送られてケモ室に移動。
今日は待たされることなくスムーズ。
ナースが様子を見にきた。
看:夜ちゃんと寝られますか?
私:爆睡です。
看:わかりやすい答えありがとうございます(笑)
てな調子で、前回の副作用の話。
味覚障害は、特効薬はないけど、必ず治る。
口内炎の予防は、清潔を保つこと。
水でいいので、できるだけ回数を多くする。
薬で唾液の分泌が減り、口の中が乾燥すると、
口内炎や味覚障害にも良くないので、
アメやガムはお勧め。
寝る時マスクをする。
ふむふむ。
思い当たる節がある。
朝起きた時、喉が乾燥しているのは、
鼻毛が抜けたせいだとばかり思ってたけど、
唾液も減ってたんだ。
食べ物が飲み込みにくい時があるのも、
きっとそのせいだ。
マスクはね、毎晩して寝るんだけど、
朝までしていたためしがないの><。
私:話は違うけど、この病院でポート入れる人はいるの?
看:いますよー。何かありましたか?
私:知り合いで、毎回点滴で痛い思いしてる人がいるから。
看:うわぁ~耳が痛いわ。
私:そこはドクターが点滴入れてるんだって。
ドクターよりナースの方が上手なんじゃない?
看:みんながみんなそうだ、っていうことはないですけどね~。
(概ねそうだ、ってことだね?)
看:ナースにさせてくれる病院は少ないんですよ。
私たちが入れられるのは、水みたいなもんだけですから。
私:だから赤いのはドクターが入れるのね。
看:ポートですけど、点滴があまり負担になっちゃうようなら使います。
でもそうでないなら、使わない方がいいと思います。
異物を体の中に入れるわけですから、感染症の心配もでてくるし。
なるほどね~。
抗がん剤はキライだけど、ケモ室での時間は気に入った。
専門のナースがきちんと話をしてくれるんだから、
多少待たされても仕方ないと思える。