26日の深夜、何の前触れも無く、あまりにも突然にメインが旅立ちました。

いつもは寝室に入れないのですが、その日は引っ越しをして来たばかりで不安だろうなぁ~と思ったので、メインの大好きな夫と同じ布団で寝てもOKとしました。
私は細々と片付けをしていたので、寝室に入ったのは夜中の1時過ぎでした。
そこで目に入ってきた光景は、私の布団と壁の間でうつ伏せで伸び~っとしてるメインの姿でした。
あまりの可愛らしい姿に思わずクスッと笑ってしまい、抱き上げて布団に入れようとしたところ、全身の力が抜けてだらりとしており、いつもの温もりがありませんでした。
一瞬何が起こったのか分からなくなり、頭の中に『え?え?何?何?』が飛び交い、私一人では受け止められず、慌てて夫と息子を起こしました。

息子が、だらんと力の抜けたメインを見るなり
『メインが死んじゃった!!!!』と号泣しました。
その言葉で私も現実を理解し、涙が止まらなくなりました。

引っ越しのストレスはあったと思うけど、薬もきちんと飲んで、ご飯もがっつり食べてたし、排泄もきちんとしてたし、ソファーでへそ天して寛いでいた姿を見せてただけに、突然に逝ってしまった事が、全く受け止められませんでした。
それは私だけでなく、夫も息子も同様で、どうして?なんで?の連発でした。

ただそんな中で唯一救いだったのは、苦しんだ様子が無かった事でした。
とても穏やかな顔でした。
(下に遺体の写真がありますので、苦手な方はスルー願います)



呆然としたまま朝を迎え、その日はメインを囲んで一日過ごし、翌日に火葬をし連れて帰ってきました。
メインのお骨はとても太く立派で、用意された骨壺には納まらず、サイズアップしてようやく納まりました。

火葬が終って少し落ち着いた所で、かかりつけの先生と、長年に渡ってメインの心臓を診て下さった二次診療の先生に連絡を入れました。
どちらの先生も、あまりに突然の事でとても驚かれてましたが、メインによく頑張ったねと労いのお言葉を下さいました。

心臓に異常が見つかってから9年弱。
メインの猫生の半分以上は、病気との付き合いでした。
いつもご飯に薬を掛けられ、ちゅうるびには薬を仕込まれ、薬と共に過ごした日々でした。
もう、苦いお薬も飲まなくていいから、何にも気にする事なく、ご飯を食べて欲しと思います。


下の写真は、今年の元旦に撮った凛々しいメインです。
親バカですが、本当に格好良く撮れてる!

ここ数日はメインの写真を見返す日々ですが、もうこのモフモフの身体に触れる事も出来ない、もう可愛い鳴き声も聞けない、もうフミフミしてもらえない、そんな現実が悲しくて寂しくてたまりません。

むぎたんも、メインがいない事を察して寂しいのか、私や夫が動くと常に付いてきます。
メインがいない状況に慣れるまでは、今まで以上にむぎたんの事を注意して見ていきたいと思います。
むぎたんは何が何でも守りたいと思ってます。

感情のままに書いて、読みづらい所も多々あったと思いますが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。