ファイアウォールやUTM(統合脅威管理)などのソフト/ハードを提供するチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは,新たにスパム対策機能 を追加したUTMアプライアンスの新製品「UTM-1 Total Security」を,12月4日に出荷した。価格は,200万円(税別)から。開発会社はイスラエルのCheck Point Software Technologies。

 UTM-1 Total Securityは,UTMアプライアンスの新製品である。同社の既存のUTM製品「UTM-1」の機能強化版に相当する。既存のUTM-1ユーザーも, 別途オプション料金を払うことでUTM-1 Total Securityへとバージョン・アップ可能である。バージョン・アップ料金は未定。

 これまでのUTM-1が備えていたVPNファイアウォール機能,IDS/IPS,SSL-VPN,ウイルス対策機能などに加えて,新たにスパム対 策機能を追加した。同社はこれまでスパム対策には進出しておらず,今回のUTM-1 Total Securityが初のスパム対策製品となるという。

 なお,同社では機能をVPNルーター/ファイアウォール機能に特化させることで高性能化を追求した製品ラインと,今回のUTM-1のように各種の セキュリティ機能を統合して多機能化させた製品ラインの,大きく2つの製品ラインを用意している。また,いずれの製品についても,ソフトウエア製品とアプ ライアンス製品の両方を用意している。

 友人からのeカードを装ったり美しい図柄を使ってユーザーをおびき寄せ、マルウェアに感染させようとするクリスマスカードスパムが早くも出回っている。

 米Symantecが今シーズン初のクリスマススパムとして報告している手口では、送信元を偽って有名企業から届いたように見せかけたメールを送り、受信者をだましてリンクをクリックするよう仕向けている。

 しかしこれはマルウェアに感染させるための仕掛けで、リンク先のサイトでは、ダウンローダの「sos385.tmp」をユーザーのコンピュータにダウンロードしようとする。

一方、フィンランドのF-Secureも、クリスマスカードのお知らせを装ったスパムが見つかったと報告した。こちらのメールは本文で「友だちから eカードが届きました。今後30日間参照できますが、自分のコンピュータに保存したり、印刷することも可能です」と称してリンクのクリックを促している。

 これを実行すると、美しい絵柄のグリーティングカードが表示されるが、この正体は、「Zapchast」というバックドアだという。