5月中旬から、新しいイギリス人のルームメイト、オリバーがやってきました。

とても優しそうな青年で、日本人に気を使ってか、スタジオジブリの”千と千尋”が好き、と言い出し、

ジブリ&久石譲大好きの彼、ロバート君が“もののけ姫は観たか!”と聞いた所、

ポニョは観たけどもののけは観てないことが判明。

”あれは観なくちゃダメだ!DVDを焼いてあげる”とめちゃめちゃ意気込んで、データをコピーし、

しまいには、一人Youtubeでもののけ姫ドキュメンタリーまで観だしちゃって。

そんな様子を観ていたら私も久しぶりに観たくなり、チェックも兼ねて2人で観る事に。

小学校6年の時に一度だけ映画館で観た以来なので、大まかな記憶しかなく、

初めて観るような感覚でいざ鑑賞。


が、、、


始まって、ロバート君のDVDは英語版だったとわかり、

うっすらしか覚えてない私には、たたりや村、森の神秘の細かい説明などはわからず、

アニメーションだけを楽しもうと決意。

ただ、ちょくちょく聞こえてくる英語が気になって仕方がなく、

10分前にドキュメンタリーで宮崎駿さんと俳優、声優の方がどれだけ表現に苦労して完成させたかを

知ってしまった私には、


この英語で伝わってるのかな、

なんか言い方簡単すぎない?

サンの声太すぎだよ~。。

モロは男の人過ぎでしょ。お母さんなのに。。。

アスィタァカァ~って。。。


と、英語版に慣れるまで、だいぶ時間がかかりました。

私がアシタカのくだりを真似していたのを見て、ロバート君、

”アメリカを馬鹿にしないで”と、横目で訴えかけてきましたが、

決してアメリカ人を馬鹿にしているわけではなく、

細かいニュアンスまでを、違う言語が同じ長さで伝えきれるとは思えず、

まして一度オリジナルを観ている私にとっては違う声で違う言葉を言われるだけでも

違和感を感じてしまうのです。

逆にアメリカの映画を日本語吹き替えで観るのも違和感を強く感じるので

なるべくサブタイトルで観るようにしてます。


さて、

結局、ところどころわからずに最後まで観たもののけ姫。

英語のはがゆさは残ったものの、

音楽とアニメーションはやっぱり素晴らしい!

次はもう一度、日本語で観たいです!!!