32歳 肺癌ステージIV のブログ

32歳 肺癌ステージIV のブログ

今年の夏に肺癌が見つかった私の日々をゆるりと書いてる日記のようなものです。

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抗がん剤の副作用は、人それぞれあります。
私も重々承知の上でしたが、この2週間程度の間に思い知らされるはめになりました。


ドレーンの管が抜けてから1週間で抜糸が出来て退院はいつ頃になるのかなぁ…と、考えてばかりいました。


抜糸から2日後、管を抜いた場所から
大量出血が起こりました。


緊急縫合し、出血は食い止めることが出来ましたが、なぜ抜糸後2日で出血してしまったのか混乱しました。


金曜の夜で担当医も帰宅して不在…
私は呼吸器内科にいるので、そこの3年目の女医さんが冷静に縫合をしました。


その後、週末を迎え担当医も他の病院に派遣されていたので宿直の医師に尋ねても、まだ検査結果が出ていないのでわからないと言われ、説明のないまま 数日不安な日々を過ごしました。


月曜に担当医が縫合部を見て、急いで皮膚科の医師、外科の医師がそれぞれ診察をし、更にCT検査をしました。


担当医から『ドレーンの管を入れていた場所に血腫が出来ていているので今から切除します。』と言われ、いきなり外科の先生方に局部麻酔で手術をされる事になりました。


父にしか連絡を取ることが出来ず、心の準備もできないまま手術に…


その手術は、切除というよりも縫合部を少し開いて、直接押し出すという感覚で 局部麻酔をしていても激痛に耐えるというものでした


いっそのこと全身麻酔をしてほしかった…
苦痛で涙を流しながら、ただ終わるのを待ち続けました。


今日で5日目になりますが、
1日に1回、傷の中のガーゼを取り替える痛みに耐えています。


麻酔をかけない状態の体の中身に
直に痛みがきます。


うめき声をあげながら、歯を食いしばって
毎日その痛みに耐える日々です。


その処置が終われば、1日の最大の難関をクリアした感じで、とても安堵します。
それと同時にこれがいつまで続くんだろう…
早く退院して、家に帰りたいと涙が止まらなくなります。


結論として、抗がん剤で傷の再生能力が低下している状態で まだ完全に傷口が塞がりきれていない時に抜糸をした為に今回のような事が起こったようです。


憤りを感じずにいられない日々を
自分でどう消化していったらいいのか解らずにいます…。


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