こんにちは。
mpiてんま英語教室の平井です!
6日の日曜日、mpi松香フォニックス主催の、Kids English Tourに参加してきました!
今回のテーマは、
『アクティブ・ラーニングを知る~自律した学習者を育てる発表教育~』
です。
最近、英語教育界で言われている『アクティブ・ラーニング』という言葉。
定義は難しいのですが、キーワードとしては、
Interactive
Experiences
Construct
という言葉を覚えておくと良いとのことでした。
ただ一方的に教えるのではなく、
学習者側との双方からのやり取りで学んでいくこと。
その中で、1つ目のセミナーは、
中村麻里先生による、『絵本ではじめるアクティブ・ラーニング』。
先日、mpiから新刊で発売された2冊の絵本
これらを使って、アクティブ・ラーニングとしての絵本の使い方を、
具体的にワークショップ形式で教えてくださいました。
mpiの絵本には、
効果音付きの朗読、普通の朗読、リズム読み、歌
の4パターンの音源がついたCDが付いています。
今回の絵本にもオリジナルの歌や、
馴染みのあるメロディを使った歌が入っているのですが、
そういった歌を効果的に使ったり、
絵本で扱っているテーマをもとに展開されるアクティビティは、とても考えられていて、
早く今回の絵本をレッスンに使いたくなりました!!
1冊の絵本から、まだまだできることがあった!という感じです。
ちなみに、こちらの絵本は幼児から使えるので、
来年度のてんま英語教室でのカリキュラムでも、使っていく予定です!
お楽しみに♪
そして、2つ目のセミナーは、
宮下いづみ先生の、『アクティブ・ラーニングで高めるプレゼン力』
というテーマ。
Presentation Workbookというシリーズの新刊を使った指導法。
こちらは、主に中学生以上のレベル。
世界の大学ランキングで、日本トップの東京大学はなんと、39位だそうです。
1位はイギリスのオックスフォード。
同じアジアでも、中国の北京大学はもっと上位なんです。
日本人。
真面目に勉強しているのになぜ??
やはり、本来の力を『魅せる』力が足りないのかもしれません。
プレゼンテーション能力や、コミュニケーション能力。
それを、それらを、英語で行えるだけの語学力。
プレゼンテーション(発表)をすることは、英語の4技能を使います。
大学入試改革で、現在の入試方式である
・センター試験
・個別の入試
から、2020年には、
・高等学校基礎学力テスト
・大学入学希望者学力評価テスト
・各大学の個別入試
となっていくことが検討されているそうです。
大学入学希望者学力評価テストでは、
聞く・読む・話す・書く
の4技能を評価されるものになります。
従来の受験勉強では、とうてい歯が立たなくなるわけですね。
その試験、そしてその先の『使える英語力』のためには、
英語でプレゼンテーションをする、という練習を中学生から重ねることは、
とても有効だと思います。
そして・・・
英語の音に慣れて、まずはリスニングやスピーキングの力をつけること。
外国の人と、英語でコミュニケーションをとることに物おじしない姿勢を身につけること。
それらが、幼児向けの英語教育の役割なのかな、と思います。
今回の勉強会、何のために英語を学ぶのか、将来を考える上でも、
学びの多い時間となりました。
これからのレッスンにも、早速、反映していきたいと思います。