今日は、宮本さんのご紹介で、
情熱そのものの、麹町中学の工藤先生の講演会に。
その前に、面会して下さり、大感激。
工藤先生は全身情熱そのもの、という印象。
ものすごく真剣でパワフルな方でした!
こんなに一分の隙なく確信と情熱を持って、
学校に取り組める人って
他にいないんじゃないかと思う方でした。
(先生ご自身も、他に会ったことがないと仰っていました。)
シェファリ博士の本(日本語版)と、拙著を献本させて頂きました。
愛とか信頼とかっていう言葉が、
先生の前では、薄っぺらで嘘くさく感じます。
学校訓の前で。つないで下さった、宮本さんと。
工藤校長先生と、ベストセラーのご著書
「子どもが”生きる力”をつけるために
親ができること」(超おすすめ!)
学校訓
「”自律””尊重””創造”」は、何年もかけて、
この言葉になったとのこと。
お話を聞くと、心の底から納得です。
講演会スタート。
共感を超えて、工藤先生の圧倒的な情熱と確信と
説得力にしびれていました〜〜😆😆😆
本物のリーダーシップはここにありました。
一つ一つ考え抜かれていて、
”前例”は一つもない。
「本当に?」と全て検証されている。
そもそも、クラス担任制も。
麹町中の一番の特徴は、(多分。他にも
”生徒の自律”を目的に、根本的な改革が山ほど行われているけれど)
クラス担任制を廃して、”チーム学校制”であること。
それによって、生徒への見方が全く異なるものになった
と仰っていました。
先生同士の”評判”などの競争がなくなり、
「あなたのクラスのあの子が、こうだから。」
のような批判がなくなり、
それぞれの子どもを、学校全体で、先生たちが支援の目で見る。
それは、先生も子どもも競争から解放されることを意味する。
不健全な競争から解放された場所、って
どれほど、居心地が良い場所になるだろう!
本当にすごいことだと思いました。
そして、これが「公立」でできるっていうことも、
本当に希望。
その前提の上で、特に明確で印象的だったのは、
「当事者全員で対話をして、目的(上位概念)を合意形成していく」
揺るぎない確信に基づく、その丁寧さと粘り強さ。
ため息が出るほど。
しっくりするまで、仕組みを変えるのに3〜4年かかったと仰っていました。
目的に戻り、手段に落とす。
できるとかできないとか、難しいとかではなく、一つ一つ。
今の学校教育は、
その目的が忘れられて、手段が目的になってしまったから
おかしなことになっている、という話は、とても腑に落ちました。
(子育てにも通ずるなあ・・)
生徒たちの自律=自分で考えて、状況を受け入れて(人のせいにしないで)
自分で決めて、行動できることを「目的」にすることで、
目的に不要な校則やルール、決まりごとをなくしていく。
あいさつ運動とか。
だから、「言うことを聞く子は最悪」
と仰っていましたね!😁
与えれば与えるほど文句や批判になる。
うまくいかないことを誰かのせいにする。
これは、本当にそうだなあと思いました。
私たちは、サービスに慣れて文句ばかり言っていると。
だから、傍観者ではなく、当事者にする。保護者も。
勝手に(相手に)理想を抱き、勝手に不幸になる。
羅列になってしまいますが、
キーワードやポイントをシェアしますね!
・子どもと大人の信頼関係に時間をかける。
・3年間「勉強しろ」と言わない
・学校教育を本質から問い直す。そもそも目的って何?
・(先生にとっても)自分をそぎ落としていく作業
・「どうしたい?」と子どもに声をかける
・「服装・頭髪の乱れは心の乱れ」という迷信を捨てた
・勝手に不幸になる子どもを増やした
・生徒・保護者も経営を担っている 当事者意識で。
・「保護者、本当にひどいですー」笑
・成績は上がり続けている
・対話の訓練
・宿題は自律を失わせる
・劣等感しかない状態で入学し、約1年半かけて”リハビリ”し、
劣等感を誰一人持つことなく卒業していく。
・目的が変わると褒め方が変わる(プレゼンが目的なのか、伝えることが目的なのか?)
・1つ1つ考えると、おかしなことがたくさんある。
・「どんなスタイルで、社会でコミュニケーションをとっていくか?」
・学校の目的は?「人が社会の中でどう生きていくか?」合意する
・学校は手段に過ぎない!
・自国だけでは問題解決できない時代に。EUの話
・上位概念 目的は何?
・再現性が大事!
・自分の考えで、そのままを受け入れて、行動する
・「対話を通して目標の合意形成を図り、手段を決定していく」
・全員にとって、何が一番大事?
・当事者に変えていく 体育祭、文化祭
・学校を、生徒たちが対話を通して民主的に問題を解決する場にする!学校を創る当事者に。
・権限を与えるだけだと、失敗する リーダーたちのこだわりの押し付けになりやすい
・最上位の目標が必要。
・これまでは教師の立場から見てきた
→学習者主体 何を学んで(カリキュラム)、どう学ぶか?(学び方)
・「多様な子どもたちに、個別最適化した教育を行うことによって多様な人材を生む教育に。」
・子どもたちから学んだ。当事者教育もそう。
・文句を当事者意識に変えるための対話
・言葉を変える、行動を変える
・「不登校」「小1プロブレム」など”問題”は、
言葉によって増加する→本当は「その子がそこにいるだけ」
不登校の子とそのご家族に対しての対応は、
とても参考になると思うので、またシェアしますね!
先生方の座席や、電話の話し方、本当に様々ノウハウやスキルがあり、
全てのことを、次に、どう受け渡していくか、考えて、そうされてきたそう。
ずっと揺るぎない確信で惜しみなくシェアしてくださった
工藤先生が、(全国からの問い合わせに全てシェアしているそう)
最後の方で
「これでいいだろうか?試行錯誤です。わからないです。」
と仰っていた言葉が、なぜか心に響きました。
こんなに真剣に、濃い密度で何十年先を見越して
社会を変えようとしている人に
出会ったことがないかもしれません。
自分のやっていることが少し気恥ずかしくなる気もしますが、
圧倒的な情熱に触れて、まだまだできることをやっていこうと
思いましたよ。
こういうすごい方、素敵な方、素晴らしい方に会うと、必ず聞くのが
「どんなお母さん(お父さん)だったのですか?」
「いや、もう適当な人でしたよ。本当に。本当に適当。←何度も😆
今も、電話かかってくると、”図に乗ったらいかん”と、いつもいつも。
”わかってる、わかってる”って言ってるのに。」
と、相好を崩されていた工藤先生にはとっても親しみが湧きましたし^^
やっぱり親は”適当”くらいで十分だなあと思いました。
ご紹介くださった宮本さん、本当にありがとうございました。
今日は、本当に刺激的な1日でした!
明日は、フォローアップクラス。
そろそろお休みなさいzzz
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【シェファリ博士来日講演会ご参加の方の声】
「本質に気づけて良かった」
「動画は拝見していましたが、それとは違う熱量を感じました。」
「博士が登場し、涙がこみ上げてきました。このエネルギーで子どもに接したいです。」
「日本で博士の話を聞くことができて良かった」
「とにかく素晴らしかったです!」
「実際に会場で講演を聞けて良かった!パワーを感じました。」
「負の連鎖を自分で終わりにしたい」etc
【ワークショップご参加の方の声】
「本当に素晴らしい会をありがとうございました!!すごくわかりやすかったです!」
「今まで難しいイメージでしたが、今回参加し、すごくシンプルでした!」
「もっともっと自分を大切にしたくなりました」
「ワークショップはとても泣きました」
「博士からたくさんの愛と力強いパワーを感じることのできた、とても不思議な1日でした。」
「インナーチャイルドを癒すワークはとても興味深かったです。」
「博士のワークショップが、言語の違いがある中で大変有意義に感じた。」
「とても良いセミナーでした。博士が美しい。
スタッフさんが頑張っていました。
日本に1つ大きな風が吹いたと思います。」
「新しい人生の誕生」
「世界的権威のシェファリ博士から聞いて確信ができました。できる限り周りにも伝えていきたいと思います。」
などなど、
言葉を超えて博士の講演のエネルギーを感じて理解できた、
Q&Aも素晴らしかった、
という意見や感想を多く頂きました。
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こちらでは、現在、シェファリ博士の本からの
今日のメッセージ、を中心にお届けしています。
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人生、ライフワーク、豊かさ他、様々
ご質問も受け付けていますー
お答えできるのが楽しみです!