子どもと大人の魂の翻訳家
たかもり くみこです。
お子さんのことに続いて、
パートナーシップのご相談は
とても多いのですが、
その中で、よくあるのが、
「家事が十分にできていないから、
主人に言われても仕方ないのですが・・・」
という言葉。
その奥には、
悲しみや、でも、子育てやお仕事は
それなりに頑張っているのに、
それは認めてもらえない、
など、様々な感情や思いが
あることも伝わってきます。
その気持ちは、すごくわかります。
かつて私もそうだったからです。
我が家の場合、
義理の母が、家事は何でも、
ものすごーくできる人で、
(しかも、良い方なので、
それをひけらかしたり、
至らないところを指摘したりもしない^^;)
自分がいつも義理の母と
比べられているようで、
とても嫌な気分になっていました。
いくら頑張っても、
行き届かず、
「ここ、また汚れてるね」
「まだ片付けてないの?」
の言葉に、できてない自分を
突きつけられて嫌な気分に。
けれども最後はイラつき、
「だったら、気づいたあなたが
やったらいいでしょ!」
とケンカ腰(汗)
これではパートナーシップが
うまくいくはずもありません。
様々癒し、学んでいくプロセスの中で、
パートナーが言うことを
一番そう思っていたのは、
自分、ということに気づきました。
あれもこれもできていないことを
一番責めていたのは自分自身だということ。
そして、
「家事が満足にできていない
自分は認めてもらえない」
「愛してもらえない」
と、最も思い込んでいたのも
自分だったということ。
「何かができてないと、
認めてもらえない、愛されない」
というのは、自分自身の、
もともとあった痛みです。
そこに触れるから、
痛いと感じたり、
不快な気持ちになったり、
苛立ったり、怒りが湧いたりする。
ただ、それだけだったということ。
それが自分の中で腑に落ちた時に、
その痛みを癒し続けました。
とても根深いものであったからです。
癒しが深まっていくと、
痛みも薄まってきます。
(痛みが薄まらないということは、
癒しのピントがちょっとずれている
のかもしれません。)
そうすると、
パートナーが、同じ言葉を
言ったとしても、
「あ、ごめーん!忘れてたー」
「悪いけど、やっといてー❤️」
と、いちいちグサグサ刺さらず、
痛みを刺激されないので、
可愛く(笑)軽く、
もちろん喧嘩にもならず、
パートナーが笑顔でやってくれる、
という現実に変容していきます。
これが、私自身が体験した、
自分自身の癒しだけ、による、
パートナーシップの変容。
相手を変えるのではなく、
自分が変わること、
とよく言われることですが、
子どもはともかく、
パートナーに対しては、
大人である分、なかなか
素直に自分を変えようとは
思えないことが多いようです^^;
頑張って感謝を伝えたのに、
パートナーは何も変わらなかった・・
その言葉に、すでに怒りのエネルギーが
入っているから。
相手を変えようとするための
感謝は、感謝じゃないのは、
伝わるものですよね^^;
ですので、
それよりは、自分の癒しをすすめて、
自分のエネルギーを変えるほうが、
早いし、楽!と思うのですが^^
とはいえ、まずは、自分の痛みと
思い込みに気づくこと。
癒すことが明確になるだけでも、
癒しが始まり、現実も
変容してくることでしょう^^