20年近い子育てから一番学んだことは、
「自分を心底受け容れることが、
子どもを本当に受け容れることにつながる」、ということでした。
反対に、自分を心底受け容れないことには、
いくら子どもを受け容れようとしても、
頭だけ、うわべだけになってしまうということ。
そして、私の場合、特に三男との場合は、
それは、即座に彼との葛藤を意味していました。
表面的に一時的にうまくいったとしても、
本質的に変わっていないことを突きつけられる、
その繰り返しでした。
子どもを受け容れる?十分努力してます。
これ以上できないくらいやってます。
誰よりも寛容であろうと努力してます。
当時の私ならこう答えたでしょう。
そこで、自分と向きあい、癒しに癒し、
子どもに対しての枠も観念も
深いところから徹底的に手放し続けてきました。
その甲斐あって、確実に格段と、楽に良くなってはきていたのです。
でも、あと何かが必要でした。
時に「こんなにやっているのに、
あの子は私にNO!と言う」絶望感にさいなまれました。
私にはこの子は育てられない、とも思いました。
でも、もちろん、それが全く本質ではないことをハートや魂は知っていました。
そして、最後は、もう”降参”するしかありませんでした。
彼が私に本当に求めていたのは、
「どんな僕も受け容れてよ!」ということに、一生懸命受け容れようと、
私が頑張ること、ではなくて、
「ダメな自分を心底徹底的には受け容れていない、私にNO!」と言い、
「徹底的に全ての自分を受け容れること」を求めていたのでした。
私は別の方向にエネルギーを使っていたようでした。
「間違ったことをしてしまう自分を受け容れること」
「全然大したことない自分を受け容れること」
「受け容れたくない、と抵抗する自分を受け容れること」etc
陰の自分を心底受け容れること。
そんな自分に降参したところから、自分への受容と愛が深まり、
自分を許し、彼を許し、周囲を許し、
彼と本当につながり始めたのでした。
は~、長かった!!(笑)
10年近くかかりました(汗
いえ、本当は長男の時、次男の時、だって、
そうだったに違いないのですが、
彼らはそこまで抵抗をしなかっただけ、でした。
彼らの心の声を今読むとすれば(笑)、
「まあまあ、ここまではとりあえずお母さんなりに頑張ったし、
ほぼ予定通り成長してるから、ここくらいまでにしておこうか。
あとは、次に来る弟に任せよう。乞うご期待!」
と、容赦してくれたのでしょう。(爆)
子どもは、いつも大人を本質に立ち返らせてくれます。
より、幸せな方へ、より愛にあふれた方へ。
今日は少し長いブログとなりましたが、
ご参考になれば幸いです。
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