土曜日の朝は「気づきのカフェ」。
お聴きになりましたか?
今日は、子どもたちの魂について。
このテーマは、大好きなテーマ。
いくらでも話がふってきます~!
そして、今日は「絵本の読み聞かせは良いこと。でも・・」
というタイトルにしました。
絵本を読むのは素敵です。
私も大好きで、ついこの間まで
子どもたちには毎晩読み聞かせをして、
楽しい時間を過ごしてきましたし、
好きが高じて地域の児童館の、
絵本の読み聞かせのボランティアサークルで
子どもたちが小さい頃、5~6年活動していました。
質の高い絵本や昔話は、本当に大きな力が働き、
子どもたちの魂にはなくてはならないもの、
と思います。
わらべうた、子守唄、外遊び、内遊び、手仕事等々、
また食事に気を付けることもしかり、です。
けれども、その愛情たっぷりの時間以外の
心の遣い方はいかがでしょうか。
特に学校に上がると、さまざまな考え、
さまざまな環境の子どもたちとお母さんたちと
出会ったとき、
あるいは先生と接したとき、
ご自分の中で、どんなことを思ったり、考えたりしているでしょうか?
「学校側の説明が納得できないわ」
「今度来た先生のやり方は、ちょっと・・」
「あのお友達は、~~なんですって」
「あのお母さん、どうなのかしら?」etc
学校に対して、先生に対して、
お友達に対して、他のお母さんたちに対して、
たとえ、口には出さなくても、
批判めいた意識をもっていませんか?
お母さんの意識は、お子さんに全て伝わっています。
ということは、何を伝えていることになるのでしょう?
僕の行っている学校はいまいち、
先生も信頼できない?
あのお友達はダメで、
あの子のお母さんも変なんだ・・・
この意識が何年にもわたって(そうでない日もあるとしても)、
子どもたちに伝わっているとすると・・・
彼らの魂、人生に、
かなりのダメージを与えている、ということに気づくでしょう。
ということは、いくら絵本で、昔話で、そのほかで
「生きることは素晴らしいこと!」
「こんな素敵な人になれるんだよ!」
「人生は楽しいよ!」
と伝えていたとしても、
日々の日常で、全く正反対のことを伝えていたとしたら、
どちらが彼らの心に残るのかは明らかです。
(それでも、読まないより、読んでくれる、
愛情たっぷりの時間は本当に大切です!)
どうぞ、絵本を読むとき以外の心の遣い方を
大切に過ごしてください。
それでも、他を批判する気持ちがなかなか減らない、
という方は、ご自分自身が深いところでかなり傷ついている、
ということにまずは気づきましょう。
傷に沁みるから、批判したくなるのです。