「お母さんが学ぶ」という意味。


赤ちゃんを授かり、産み、育て、

初めての社会である、保育園・幼稚園などを経て、

小学校・中学・高校と育っていくプロセスは濃いけれども

はっきり言ってあっという間です。


赤ちゃん、小さな子どもたちに何を食べさせたらよいか、

どんなおもちゃが良いのか、どんな絵本がいいのか、

どこに遊びにいこうか、どんな言葉をかけたらよいのか・・

と考えるのは実は数年くらいです。


保育園・幼稚園に入園し、お友達との付き合いのあれこれ、

どんな習い事が必要、どこに行こうか、と言っているのも

やはり数年です。


小学校に行っても同じ。

自立していく彼らに、どんな体験が必要か、

お勉強はどこまで見てあげるのか、

遊びは?友達は?習い事は?と

あれこれ考えることも数年です。


下に兄弟姉妹がいたら、本当にあっという間に

ここまで過ぎ去っていきます。


そして大人として母親としての本番は実は中学時代です。

それまでの子育てが一気に表面化してくるのが

中学時代だからです。


彼らが中学生になったら、

私たちは大人として何が伝えられるか、

真に問われるという心の準備をしておきましょう。


彼らの心に響くのは、

本質の生き方、のみです。


彼らは、急に難しくなる勉強と、部活、

小さな大人として扱う先生たちがいる、

学校という場所の中で、

自らの意味を必死に見出そうとしています。


そのとき、私たちは何を伝えられるでしょうか?


自分自身の体験、経験でしか、

心に届く言葉は語れませんね。

借り物の言葉は彼らの心には届きません。


また、自分たちの時代に良し、とされたモデルは、

彼らには何の意味ももっていません。

その時期の彼らには、

抽象的な「幸せ」という言葉も虚しく聞こえます。


そして、大人たちを見る目は最高潮に厳しくなります。


それぞれお母さんたちお父さんたちが、

課題はあれど、目指している社会の姿、大人の姿を

確信を持って示すことができるでしょうか。


「幸せ」って何?どんな状態?

なぜ世の中には不公平と見える現実があるの?

人生には、良いと思える時と悪いと思える時があるの?

「自分」っていったいなんだろう?

お母さんは、何のために生きてるの?etc



「愛情たっぷりかけています!」

というお母さん、素晴らしいと思います。


でも、

お母さんのエゴがたっぷり入った愛情だったら、

子どもにとっては生きていくのが逆に困難になることだってあります。

(これは本当に子どもたちを後々まで苦しめるので、

やめて頂きたいです。)


また、愛情だけでは間に合わない、と感じることがあります。


「すべての答えは自分の中にある」のですが、

そこまで自分で到達するのに、

何十年もかかることだってあるからです。


ものごとの本質を見ていけること、

ジャッジ(判断)しないこと、

中立でいること(期待も依存もしない)、

が、子どもたちが彼ららしく健全に生きていくには

ものすごく!必要なのです!


では、どうしたら、そうできるか、ということ。


それが、

「エゴを徹底解放すること」

「ハイアーセルフ(高次元の自己)とつながり、

ジャッジせず、リーディングすること」

が、そのまま子育てにも、人生にも直結している、

ということなのです。


私たちがきちんと学ぶことで、彼らに「人生の意味」

「生きるということの素晴らしさ」を

確信を持って伝えられるようになります。


愛と信頼の   Ilia(イリア)くみこ                             ~すべての親子の魂が、光輝く毎日へ!導きます~