昨日今日と大阪市舞州で、大震災による被災家財の試験焼却が行われています。
覚悟はしてたつもりでした。
EMあれば大丈夫との確信も得てたつもりでした。
でも、パニックになって泣いてる友人や、避難を始める人達を見、いざ直面すると、思いの外動揺してる自分に気付きました。
昨日は明け方から息子が発熱し、学校を休ませる事になり、ホッとしてる自分に気付きました。
そして改めて、福島や宮城、その他の高濃度の放射能に曝されている人達の苦しみに思いを馳せました。
友人のSさんは、福島市から、お子さん二人を連れて、関西に母子避難してます。
でも上のお子さんがこちらの環境に馴染めず、苦しみ抜いて福島に上のお子さんが戻る事を認めました。
私は今朝、元気に笑顔で登校して行った息子とパパを送り出すのが辛かった。もう既に被曝してるとはいえ、昨日より確実に汚れてしまった空気の中に送り出さないといけない事が辛かった。
数値で表す事はできないけど、放射能の濃度が高い地域に暮らす人達、愛着ある土地を去らざるを得ない人達の苦しみ、愛する人達を残さざるを得ない人達の苦しみはどれほどだろう?
解ってるつもりでした。放射能に関しては、日本全体の問題とはいえ、津波被害も含め、主被災地の方々の苦しみの万分の一も、私は解って無い事を解ってるつもりでした。
試験焼却は二日間ですが、本焼却は2年間。大阪を離れるつもりの無い私達家族にとっては、受け入れるしかない現実です。
食べ物による内部被曝、様々な化学物質による汚染。農薬、食品添加物などのリスクに、更にリスクが上乗せされました。
諦め、不安、怒り、色々な感情が湧き上がります。
でも一番強いのは、諦めたくない気持ち。
そして、鮮明に浮かび上がる、子ども達の笑顔溢れる未来。
もう一度
しっかり肝を据えて、自分にできる事をします。
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