昨日は千里中央で、井上保子さんをお招きして講演会をさせて頂いた。
とは言っても殆どの準備、司会進行は、長く平和運動されてるUさんにおんぶに抱っこ。
Uさん、日曜に南相馬に行って来たばかり、お仕事もされてるのに、迷惑かけっ放し、足ひっぱりまくりの自分の使えなさに「うそん!」と絶叫しながらも、落ち込んでる暇は無し!
まあいい、自分を叱るのは他の人に任せて、私は反省を次に生かす!と半ば開き直って、唯一できる椅子ならべを、心を込めてこなす。(どうぞ、井上さんのお話しを聞いて、一人でも多くの人が、来てよかったと思ってくれますように)

ここ最近、沢山の集会に参加させて頂いた(なんせ右も左も解らない私)
そこで出会う沢山の人の思い、思惑。瓦礫反対。再可動反対。原発反対。一言で言っても、本当に人それぞれ思いが違う。
沢山の思いに翻弄されて(あ、自分で勝手にですよ。)最近なにをどう考えて、どう行動したいのか訳が解らなくなってた。
瓦礫…政府のやり方は論外だけど…被曝したく無い!という思いのみで反対反対とだけ声をあげるのはしっくり来ない。
なんかひっかかるなーと血の巡りの悪い頭で考えていたけど、井上さんの話しや、ずっと被災地の方々に寄り添って来られたUさんの言葉や行動に一番共鳴する自分を発見できた。相変わらず論理的に説明は出来ないけど、あ、この人達の行動の根っこにあるのは愛やな~と体が納得。
同じ行動をとってるようでも、根っこにある思いが恐怖や怒りだと、どうしても馴染めない。放射能は確かに人間には手に負えないエネルギーだし、怪人こいで男さんが言うように、差別の象徴だと思うけど、恐怖や力で煽ってでも人を動かそうとする人の心の根っこにあるのは何だろう?
井上さんからは本当に色々な宝物を頂いた。
私はとにかく愛をベースに動きたい。人から日和見と言われようが、のろまと言われようが、自分のアンテナに受信できたことだけやって行こうと思う。