【命と引き換えにものを作っている】 |    書家 片山諭志 オフィシャルブログ

   書家 片山諭志 オフィシャルブログ

      日常の思いや作品を載せています

私は普段からほぼ黒の洋服を着ている


そしてほとんどが、とあるブランド


以前はカジュアルな服装やインテリ風の
キレイ目な服装が好きで 

ネイビー、ベージュ、ホワイトなどが多く
インポートブランドが多かったが


ある日、百貨店でそのとある
ブランドに出逢ってしまう

 


そのお店は他とは全く異なり
まるでアートギャラリーのような空間


お店に入るには身なりと姿勢を正して
入らなければと思う位、意を決めて
恐る恐る入った


洋服を見るとその一つ一つにとても
拘りがありすべてが作品に見えた


ジャケットを羽織ると今までない位
着心地が良くまるで着ていないような
感覚に


その時の自分はプライスが高過ぎて
求める氣すら湧きませんでしたが


2015年人生初の個展を

富山で開催した際


このブランドの服を全身に纏って
会場でお客さんを迎えると

決断し個展の全3日間は
全てその服装で過ごしました


それからの私はほとんど
そのブランドの服を着ています 笑


服のデザイン、生地、

色(ほとんど黒)への
拘りはもちろんですが


そのデザイナーの服に対する情熱に
一番心を惹かれます


デザイナーについて語ると

終わらないので省略しますが 笑



知れば知るほど

この方の洋服は作品であり
それを身に纏える事に
心から幸せを感じます


お店に行く時は毎回

新作の個展を見に行くような
ドキドキする気持ちになる


表現者として、ものづくりに

携わる者として心から尊敬しています



「服を作る」モードを越えて