この田舎には、昔からある喫茶店が2つある。
長年住んでいれば、入った事がある人も多いだろう。
その1つの喫茶店が住宅事、更地になり、ずっと工事をしていた。
少なくとも30年はやっている。
この喫茶店は昔ながらの、コーヒー店の様だった。
そして、地元なので滅多には入らないが、思い出深い喫茶店なのだ。
高校生の時アイスフロートを飲んだ記憶もある。
ワタシにとっての、衝撃のとある事件が起きたのも、ここだった。
ふと見ると、工事は終わり、まるで避暑地の様な、カフェになっていた。
営業を止めたのではなかったんだ。感激。
母も気にしていて、1度行きたいと。
数日前、歩くのがやっとの母を呼び出して、入った。
中も今風のコンクリート仕立て、でも外もあるし、植木のガーデニングも素晴らしい。
マスターが変わっていた。
息子さんになっていた。
近所のおばちゃんがあれこれ聞いているのを、小耳にはさむ。
メニューもケーキはほんの少しになっていた。そして、小さ目。
でも、ここはワタシに、とっても思い出深い大切な場所なんだ。
良かった。マスターも心配だけれど、世の中は変わって行くもの。
店があるだけでいい。
ワタシの大切な場所なんだ。
こんなに素敵だけれど、周りは田舎のこちゃごちゃした場所です。
しかも道路沿い・・・。
30度を超える暑い日だけど、秋の真っ青な空に、グリーンが映えていた。