こんばんは😊
今夜、新しいブログテーマを作りました✨
トピック『音楽研究』✨✨
触り程度になってしまうかもですが、興味持ってくだされば、ぜひ覗いてみてください😉楽しく音楽のお話ができたらいいなと思います✨

今夜の音楽研究はドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」です。
もしお手持ちにスマホがあったなら、ぜひ楽曲を聴きながら読んでいただければと思います!

それではそれでは…✨


まず、冒頭から入ってくるのはフルートの中音域で奏でられる主題です。フルートの音域の中でもちょっと薄雲った、怪しげな、またまどろむような感じからスタート。

牧神と言えばパンフルート。
牧神パーンは、ギリシャ神話。
こういったイメージから楽器選びが来ているのかもしれません。



牧神の午後〜というのは当時の象徴派の詩人、マラルメの詩が題材となっています。
この当時、象徴派の芸術家によって、聖書や神話を基にした絵画や文学作品が多く残されました。


絵画も美しい作品が多いので、ぜひ鑑賞してみてください✨ちなみにわたしは印象派の画家、ロセッティという方の作品が大好きでした。

話が文学に言っちゃいました😳



「世紀末」って言葉をよく聞きますが、19世紀後半、今までにあった音楽の作り方が大きく変わることになります。
歴史的大事件です。
この頃、音楽だけでなく絵画や哲学も変化していきます。
2回の大きな戦争、形あるものは全て無くなるといった当時の苦しみが滲み出ています。

この牧神の午後〜も、その当時に見合った決定的な作品でした。
全時代のワーグナー作曲で見られるトリスタン和声や、半音で降りてくる調。
まぁ難しいことはいいんです。

次の時代を示唆するような作品なのです。


楽器編成についてはかなり明確な目的を持っています。
フルートのソロと、オーボエのソロの対比、ホルンの柔らかさ、弦の美しさ。


ドビュッシーの弦楽四重奏曲10番第3楽章では、彼の弦楽器に対する美感覚に触れることができそうです。
この弦楽四重奏曲は牧神のすぐ前に作られた作品なので、関連があって一緒に聴くと面白いですよ✨


やっぱり長くなってしまいました…
こんな感じで当時の文化と共に、音楽のことにちょっと触れながら、お話したいと思います✨ぜひコメントもお待ちしております😍✌

それでは…🎶





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