三浦春馬さんの衝撃から立ち直れぬまま、今に至りますなう。
ご冥福をお祈りするとともに、これまで素敵な作品を届けてくださった俳優人生に感謝の気持ちを捧げます。


はい。


本日は、真鍋昌平先生の漫画『闇金ウシジマくん』より、実写化難易度高し!と言われたドラマ『闇金ウシジマくんseason3』のご紹介です。

超凄腕の結婚詐欺師・神堂大道(中村倫也)役を怪演されまくる倫也さん!!

とにもかくにも「キモ怖いww」の一言に尽きる倫也さん!!笑



ホリデイラブのモラハラ夫なんて可愛かったなぁ……(遠い目)。


と、よくわからない感慨を覚える神堂さんのヤバさをとくとご覧あれ!!


カッコいい!可愛い!中村倫也を期待してる人は絶対に見てはいけない、役者の本気が見られる素晴らしい作品に仕上がっておりますw


【作品紹介】
恋も仕事も順風満帆、友人にも恵まれ、家族仲も良好。そんな勝ち組人生を送ってきたはずの雑誌編集者・上原まゆみ(光宗薫)。
平穏な生活に影を落としていたのは、「結婚」の2文字だけだったーー。
結婚にその気のない恋人・橋本(ジェントル)の言動、出来の悪い妹の結婚式、そして母からのプレッシャー。そんな結婚へのストレスの捌け口として、次第に占い師・勅使河原(てしがわら/三田真央)に傾倒するようになるまゆみ。

ある日、勅使河原の忠告通り傘を持たずに外出したまゆみは、降り出した雨に足止めを食らう羽目に。そこに「どうぞ。差し上げます」と突然傘を差し出す怪しげな男が現れる。あーいえばこーいう口の上手さで執拗に傘を渡してくる男に、ついにその傘を受け取ってしまうのだが……。

実は、偶然を装って近づいてきたこの男・神堂大道(中村倫也)の正体は凄腕の結婚詐欺師。勅使河原もまた、神堂に支配され、顧客情報を流す内通者だったのだ。

巧妙かつ周到な神堂の手口により、一家もろとも術中に嵌ってしまった上原家は、やがて命じられるがままに違法な悪事に手を染めていき……。


※結末はかなり衝撃的かつ残酷ですので苦手な方はご注意ください


洗脳されまくる上原家の皆さんはこちら。

父・上原重則(名倉右喬)
母・上原広子(武藤令子)
妹・上原みゆき(今野鮎莉)
義弟・カズヤ(板橋駿谷)



見どころ!


わたしの最も好きなシーンは、こちら。

第2話

みゆきさんのトラブルを鮮やかに解決して上原家の晩餐に招かれた神堂さんが、わざと栓抜きを落としてみゆきさんの反応を見るシーン(マニアックですみませんww)

神堂さんが落とした栓抜きを反射的に拾うみゆきさんの姿に、

「………M」

と呟く神堂さん。
この栓抜きの落とし方がめちゃくちゃ華麗なのと、この短期間で家族それぞれの性格や家庭事情を無駄なく収集する神堂さんが凄すぎて惚れる(いや!犯罪者には惚れない!!)

その才能をもっと別のところに生かせば世のためになったのではと思ったりもしますが、
そもそもそんなことできないからサイコパスなのである。



続きまして注目台詞集ww



①うっかり神堂さんに説得させられそうになる謎の名言たち。

「人は信じることを前提に生きてるんです。例えば僕らはカフェで知らない人が出すコーヒーを飲んでいますよね?ーー(中略)それに、信じていた方が楽に生きられます」(第4話)

「……頭おかしいんじゃありませんか? 愛する婚約者が犯罪を告白した遺書など処分したに決まってるだろ!!」(第7話)



②うっかり神堂さんがいい人なんじゃないかと思わされる第5話の謎の名言たち。


「ごめんね、痛いよね……」
「誕生日サプラーイズ🎶」
「おんぶしてあげるー!」



③ちなみに神堂さんの台詞の中で私がいちばん気になっている「迷言」はこちら。

風俗で働くことに抵抗を示すみゆきさんを説得するにあたり、「ほら僕との初体験ももう細部はよく覚えてないでしょ。記憶はそうやって塗り替えられ、上書きされてるんだよ」という趣旨の台詞の中での、


「記憶は積み重ねられ、消えていくものです。私がみゆきさんを何度も愛を重ねることによって、愛のミルフィーユにしてみせます」(第7話)



「愛のミルフィーユ」って何wwwww

わかりそうでわからない絶妙な言語センスよwww




はい。


あとはもう果てしなく、仕草とか表情とか、説明不能な不気味さが終始垂れ流されていて、一挙手一投足、とにかくほんとにマジでキモ怖ッ!!となる怪演ぶりでしたお疲れ様でしたww(※ファンです)

常人には理解不能な倫理観と洗脳力と拷問力とDV!(裏社会のドンですか?w)
寝かせない水与えないで正常な思考力奪うとか、それ魔女裁判の拷問で使われてた手法やで……。

いやー、さすがはカリスマ詐欺師!

緩急上手い! 飴と鞭すごい! でもほとんど自分の手を汚さない卑劣ぶり!
家族を操るための巧妙な嘘と秘密の共有により親密度を上げるという心理戦の巧みさ!!

お洋服が白から黒へ変わっていくのが怖かったなぁ。いや、真っ白な時から既にキモ怖いんだけど(※ファンです)

あんなにまともで警戒心もある女の子をここまでボロボロに……。



このシリーズの救いはあれ!!
小瀬章(本多力)さん、通称・コセチンが、おばあちゃんたちとの交流の中で更生の糸口を掴んでいくところ!!
まゆみさんの洗脳話と並行して語られるseason3の一つの軸となる物語ですが、これはほんまにエエ話やったなぁ……。


……以上w


あとは、良い子は真似しちゃいけませんww
しかない!!!!笑


いやー、しかし見事なリアリティ!クオリティ!
洗脳される過程がほんとに震えた。。


そうそう、本作の主人公にして闇金・カウカウファイナンス(名前ww)の丑嶋馨(山田孝之)社長と得体の知れない情報屋・戌亥(いぬい/綾野剛)さんとのシュールな駄菓子屋でのシーンも毎回大好きだったなぁ。

あと無駄にオムライスとか蕎麦とか丼物とか、何かしら食べるシーンが多くて、夜中に見るとメシテロに遭うキケンがあるのご注意されたし!!




でわでわ、皆様、今日も良い1日を!!




おわる!!