足りなくなったものを大体一式揃えた。明日は仕事帰りに近所の廃墟の写真を撮りに行く。デジカメの方は兎も角ケータイの方は良さげなのが撮れるか不安。昼間じゃないのが残念だ。そういえば小学生の頃は異常なほど屋上が好きだった。マンションやビルや学校や病院。そんな場所に足を運ぶと必ず考えるのは、この建物は屋上に行けるような造りになっているのかどうかだった。でも大抵の場合どこの建物も立ち入り禁止で屋上に出る扉には鍵が掛かっている。僕の地元には古い小さなマンションが沢山あって、屋上へ通じる非常階段が外に取り付けられている。鉄格子には当然鍵が掛かっているが、手すりをよじ登り鉄格子を横から避けて先の通路に行くなんてことはよくやっていた。もちろん足を滑らせたり手を離そうものなら一階まで急降下である。よくもまぁただ屋上が見たいだけにそこまで命を張れたものだ。あとは屋上でぼーっと景色を眺めるか。給水塔の上で昼寝するかだった。まるでネコだ。ネコには廃墟がよく似合う。いや、、友達は普通にいましたけどね・・・
