ホリスティックアロマセラピーってどんなもの? | 植物の香りで今の私を知る~祐天寺のホリスティックアロマトリートメントサロン Aroma Soil ~アロマソイル~

植物の香りで今の私を知る~祐天寺のホリスティックアロマトリートメントサロン Aroma Soil ~アロマソイル~

2018年に祐天寺に開業予定の小さなホリスティックアロマトリートメントサロンです。
植物には1つ1つメッセージがあること、作用だけでなく惹かれる香りにはちゃんと意味があることをお伝えしていきます。

ご訪問ありがとうございます。

香りでありのままの自分を取り戻し私らしく自由に生きる♪をお手伝いをさせていただくホリスティックアロマトリートメントサロン、Aroma Soilです。

 

アロマセラピーと一言で言っても、協会や分野の違いなど細かくみていくと様々な違いがあるのをご存知ですか?

 

 

 

 

例えばメディカルアロマ。

主にフランス発祥のものですが、エッセンシャルオイルを薬のように使います。

 

フランスの病院では現在も医師がエッセンシャルオイルを患者に処方していますし、薬局ではその処方箋を元に薬剤師さんがエッセンシャルオイルをブレンドしています。

 

日本では精油は雑貨扱いなのでその品質もピンキリです。

そのため飲用することは認められていませんがフランスでは医師指導の下、服用するのです。

 

このようにフランスでは香りよりも精油の作用目的でアロマテラピーを行っています。

 

それに対してもう一つがイギリス発祥のアロマテラピーです。

アロマトリートメントは、こちらのイギリス式です。

 

主に心身のリラクゼーションや美容を目的として行いますが、他にホリスティックな代替療法または補完療法としてアロマテラピーを行っています。(医療行為ではありません)

 

イギリスの病院の約40%がこの補完療法を実施しています。

医師からの医療行為と同時にアロマに限らず、様々な療法を同時に行っているのです。

 

アロマトリートメントを補完療法として行う時、精油の香りと心地よいトリートメントによって心身のリラクゼーションを行うことでその人本来の治癒力を引き出し、医師による治療の効果が上がるというデータも出ています。

 

この「その人本来の治癒力を引き出す」こと。

 

そのためには体の症状だけに意識を向けるのではなく、その人の「全体」をみることがとても重要なのです。

 

人間の「全体」とは、身体、心(精神)、魂など、そして社会、自然、宇宙との調和です。

 

5000年前の医学ではこれらすべてが調和されていて初めて健康とされていました。

 

ホリスティックアロマセラピーでは、身体の症状だけを見るのではなくその人全体が調和・統合されているかどうかを見ていきます。

 

例えば身近でよくありがちな肩こり。

パソコン作業などの普段の姿勢や、重い物を長時間持ったから疲労物質(乳酸)が溜まっているという身体的原因だけの方もいらっしゃいますが、仕事の重圧や責任感を人一倍感じている方、ワンオペ状態で頼れる人のいない孤独な育児をされている方、家族の問題を自分がなんとかしなくてはと背負ってしまっている方など、責任感や重圧を感じている方がとても多いです。

まさに「肩に荷を負っている」状態です。

 

そうなると、「肩こりだからこのエッセンシャルオイルです」、だけではなく、それぞれの状況に合わせて身体と心、両方同時にアプローチできるエッセンシャルオイルを選びます。

 

なので、できあがる香りは十人十色。

完全なオリジナルです。

「肩こりブレンド」のようなブレンドはTree・Seedにはありません^^。

 

身体と心両方同時にアプローチ、と書きましたが、ではどうしてアロマトリートメントでそのようなことができるのでしょう?

 

この答えとして、植物には身体的作用(ホルモンや自律神経、免疫などを整えることも含まれます)ともう一つ、皆さんご存知のように心に働きかける作用があるからなのです。

 

香りは0.1秒で脳を変えると言われています。

 

脳を変える=意識を変える ということになります。

 

嗅覚は、他の視覚や聴覚と違って直接「大脳辺縁系」というところにダイレクトに繋がります。

 

この「大脳辺縁系」はとても原始的な脳で、「直感」、「本能」、「生きる」というところを司っています。

 

脳の「新皮質系」という理性を司る部分を通ってから「大脳辺縁系」に到達する視覚や聴覚と違って、嗅覚だけは理性で感じる前に本能や直感で感じるのです。

 

なので、理性であれこれ判断する前に脳(意識)が変わり、心が動かされるのです。

 

エッセンシャルオイル選びは、セラピストが一方的に決めるのではなく、お話しを伺ってセラピストが提案させて頂いたものの中からトリートメントに使いたいものを何種類かお受け頂くご本人様に決めて頂きます。

 

なぜならその方にとって今本当に必要なエッセンシャルオイルは、ご本人が「好き」、あるいは「そんなに好きとは思わないけどなぜだかとても気になる」、「使ってみたい」、と思う香りだからです。

 

嗅覚は本能的な感覚器で、遥か遠い昔より人々は「嗅覚」で危険なものとそうでないものを判断したり(このお肉賞味期限切れだけどまだ食べられるかな?なんて時もにおいを嗅ぎますよね^^)、男性もそうですが女性は特に、恋人を選ぶときに無意識にその人の「におい」で判断している、という話もあります。(このお話はまた別の時に詳しく書きます^^)

 

ご本人にとって必要なものはご本人の「本能」がちゃんとわかっているので、こればっかりはセラピストは代わりに決めることはできません。

セラピストの立ち位置は、お話しを伺った上で今のクライエントさんにピッタリなエッセンシャルオイルをいくつか選び出すサポート役、ということになります。


なので、エッセンシャルオイルの香りを試して頂く時は、ぜひじっくりと香りと向き合ってみてください^^

 

身体への効能や作用ももちろんご説明いたしますが、思考での「判断」を通して選ぶエッセンシャルオイルよりも「本能」または「直感」で選んだエッセンシャルオイルを使ってトリートメントを受けること、によって、全体的なバランスを整えることができます。