「人は忘れる生き物」ということ。
みなさんは、生まれた瞬間から今日この時までのすべてを覚えていますか?
覚えている方はいないと思います。
人は、どんどん忘れていくのです。
昨日何を思考してたかも、すべて把握できていないでしょう。
そして、表層意識のスピードが遅いと、深層意識の微細な思考を捉えきれません。
自分が何を思考しているか把握できなくても、一瞬一瞬、思考したことはどんどん地層のように重なって
潜在意識の底に沈んでいきます。
そして、ある程度の思考量が貯まったときに、現実として現れます。
そのため、「こんなイヤなことが起きた」 「病気なんて思考していない」
「あんな人のことは思考していない」などなど、どんなに理不尽で望んでいない現実も
間違いなく過去のあなたは思考していました。
思考したことを忘れたり、微細な思考を掴めていないため、時間がたち現実化したときに
他人や運命や前世のカルマなど、何か外側に翻弄されているように感じるのです。
彼とうまくいかないのも、仕事がないのも、家族が病気なのも
イヤなことを言われたのも、すべて100%例外なく、過去のあなたの思考の結果です。
どんな現実もまずは、自分が造ったことを認める。
これが新しい現実の扉を開く鍵です。