突発性難聴にかかって一年経ちました
こんにちは。Treasuretreeです。思えば、昨年の2020年7月の海の日に、急に右耳が聞こえなくなり、不安を覚え耳鼻科に行ったところ突発性難聴と診断されてから、1年近く経ちました。去年のこの時期は、まだ突発性難聴にかかったばかりだったし、もしかしたら聴力が戻るかもしれないという期待と、でもやっぱりだめかも、という不安が揺れ動く中で毎日を過ごしていました。今年の4月に、基本的には聴力は戻らないことが確定し、通院していた大学病院の先生からも、必要ならそろそろ補聴器の検討を始めてもいいかもと言われました。それまでは、回復の可能性もあるし、聴力の状況が変化する過程にある間は補聴器は使ってはいけないことになっているそうで、真剣に考えていませんでしたが、ついに、もう右耳は治らないという真実と、補聴器に向き合うことになりました。6月の下旬から補聴器屋さんに行き始め、今のところ2週間に1度のペースでフィッティングのために通っています。補聴器をつけて音が入り始めると、右耳が聞こえなくなっていた約一年間の間に、よく聞こえないという状況に慣れていたことに気が付かされました。もちろん、生の音と比べれば、補聴器を経由して聞こえる音は機械的な音です。それでも、聞こえていなかった右の耳から音を聞くことができるのは、歓びです。セミの鳴き声が、聞こえる。夏の鈴虫の音が、聞こえる。去年の夏は、聞こえる方の耳を塞いでしまうと夏の虫の音が消えてしまい、喪失感の中にいました。今は、補聴器の助けを借りながらでも、両耳から音が聞こえることに感謝しています。この、心持ちの違いが大きいです。ただ同時に、ここまで気持ちを取り戻すのに、私には1年必要だったんだなと思います。1年前、失意の中にいた私に、大丈夫だよ。なんとかなるよと、伝えてあげたいです。