愛犬ノアが、私の腕の中で旅立ちました。

3年を越えた闘病生活の中で、大好きなお散歩にも行けなくなり、歩けなくなり‥

でも、その全ての変化を受け入れて、「生きる」ということを見せてくれました。


先月10月5日のお誕生日。
毎日一緒に明日を迎えられることが、2718日間私を支えてくれました。

一緒にいる間には、いろいろなことがあり‥
耐え難いことが、嵐のように過ぎ去るアクシデントだったり、ずっと続くことだったり、様々な形でありました。
そんなとき、私や息子に寄り添い、ずっと助けてくれた小さいけれど大きな味方でした。
自分の生きる姿で、「受容するということ」を教えてくれました。
問題がなくなっているわけではないけれど、受容しそっとしておくことで、人は解決できる力を付けていけるのかもしれません。
つらいこと、嫌なことは心の中にどんどん押し込んで誰にも話さない私ですが、「ノア」と一言呼んだだけで察して見つめてくれる子でした。

まだまだお世話してあげたかった。
我が家のだいじ子ちゃん。
もしノアが3つだけ話せたら、どこが痛いのか、何が食べたいか、どうしてほしいのか、それが聞けるといいなと思ってました。
毎日、どれだけノアがご飯を食べられるかが、私の幸せのバロメーターでした。

うちの子になってくれてありがとう。

今日の11時にお空に出発します。
先月急逝した、妹のダンナさまにも会えるかな?
まだその悲しみも癒えぬ時期に泣と話しましたが、甘えん坊のノア、今ならお連れがいると思ったのかもしれません。
妹のダンナさまと一緒にお散歩できるといいなぁと話していると息子が「うわっ、ノアちゃん走ってった!どうしよ!」って、天国から電話かかってきそうだと言い、みんなで笑いました。

これから、ノアの旅支度を整えます。
お空で待ってくれているお友達の分も、美味しいものをいっぱい持たせて、私と一緒に使ってた大好きなブランケット、お気に入りの服とたくさんのお花でおめかしして送り出します。

ノアを保護して命を繋いでくださった、三重県の保護団体「いぬねこほっとはうす」さま

うちの子になってから、ずっとお世話になった近所のクリニックさま、介護状態になっても丁寧にケアしてくださったドッグサロン タンポポさま、いつも声をかけてくれたご近所の皆さま、ノアをかわいがってくださった全ての皆さまにお礼申し上げます。


お別れしたくないけれど‥

本当に悲しくてツラいけど‥

最後のおめかししてあげなくちゃ。


私の大切なノア、頑張ったね。

ありがとうね。

また会おうね。