アイコンママブロネタ「コラム」からの投稿



NPO法人三重みなみ子どもネットワーク さんの子育て
情報誌「みっくすぱれっと」に、エッセイを連載させて
いただいています。
バックナンバーを紹介します。


私の所属するクラブでは毎年、たくさんの青少年世代の
子どもたちが、海外ホームステイ交流に出かけていきます。


このエッセイにある、ロシアに行った男の子は今高校生。
昨年、アメリカへの約一年のホームステイ&留学から
帰国しました。
偶然、出発前に会う事ができたのですが、背がぐーんと
高くなってますますイケメンに!
高校生くらいだと、自分と年が離れた人と話すのが苦手な子も
多いと思うのですが、彼は小さな子どもたちとも上手に遊んで
あげられるし、年上の大人の人とも自然に楽しく話せる素敵な
高校生です。

小学生でロシアへ2週間ホームステイ、中学生でアメリカに
一ヵ月、そして高校生で1年のアメリカ留学。
彼が途切れることなく、ことばと世界に繋がってる事を感じます。
英語がただ、テストの点数や検定の級やスコアではなく、彼自身の
「人間力」になっています。


こどもと泳ごう!世界に向かうことばの海


我が家は、多言語と国際交流のNGOに参加しています。
きっかけは、夕方のニュースで「遊びながらマルチリンガルに!?
赤ちゃんのように外国語を習得する活動」として紹介されているのを
私が見た事でした。

以来、うちには多言語がBGMのように流れ、いろんな国の人が
ホームステイに来て・・・という生活の中で、英語さえ大ッ嫌い
だった夫もその人の母国語で一言でも話したいと思うように大成長、
その中で誕生した息子はどのことばも難しいとも思わず彼なりに
興味を持ち、いろんな国の人が家に来てくれる事、毎週いろんな
世代の仲間たちと多言語で遊ぶ事を楽しみにしています。

先日、小学5年生の男の子のホームステイ体験談を聞く機会が
ありました。
写真をカラーコピーで引き伸ばして紙芝居のように語るロシアでの
毎日の中で、とってもきれいなお姉さんにほっぺにチュッとされて
ほゎゎゎーんとなった話にはうちの息子もみんなも大爆笑。
スイカは、ホストファミリーがやる通り緑の皮まで全部食べたと聞き、
また大爆笑。新しい家族の中で、ことばも習慣も丸ごと受け止め
体当たりで過ごした日々をやり遂げてきた小さな仲間に大きな拍手を、
そして、愛情を注いでくれたホストファミリーに感謝の気持ちで
いっぱいになった帰国報告会でした。








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