アイコンママブロネタ「コラム」からの投稿


ブログを以前から見ていただいてくださる方には
再掲載となります。
ご了承くださいませ。

NPO法人三重みなみ子どもネットワーク さんの子育て
情報誌「みっくすぱれっと」に、エッセイを連載させて
いただいています。


この連載がスタートした時には4歳だった息子。
いろんな国の人たちにかわいがってもらいながら大きくなり、
2012年の夏は、「やっとぼくの番だ!」と、青少年海外
ホームステイに親を離れ、ひとりで参加しました。

その事はまた、ゆっくり記事にしていきたいと
思っていますのでまたお付き合いください。

今日は息子が小学1年生になった春のエピソードを
紹介します。

うちにタイから名古屋大学に来ている留学生アンが
2泊3日のホームステイに来てくれた時の話です。


どこの国の人が来てくれても大喜びの息子ですが、この春
小学生になったせいか、タイの小学校の様子がとても気に
なるよう。

タイの小学生もランドセルで学校行くの?お給食はあるの?
何歳から1年生?と質問攻め。

小さいこどもでも、自分なりの視点でいろんな国に暮らす人々に
関心を持ち、たくさんの「人間としての同じ」を見つけています。

タイ語でじゃんけんをして坊主めくりを楽しんだり、一緒に
タイ語のお話のCDを聞いて笑い転げたり、いちご狩りに出かけ
食べまくったりと楽しい時間を過ごしました。

タイ語には「マイペンライ」という、たくさんの意味を持つ便利な
ことばがあります。
「大丈夫」「気にしない」なんて時によく使います。

当時食器洗いのお手伝いにはまっていた息子、私が他の事を
している間にアンと一緒にお皿を洗ってくれていました。


「ママー見に来て、お皿もシンクもピカピカ!アンと一緒に
頑張ったよ!」


見に行くと、シンクを磨き上げている息子の手には食器洗い用の
スポンジが、アンはさっきまで彼女がテーブルを拭いていた
台拭きでお皿を拭いていました。

どうもお皿は、シンク掃除用のスポンジで洗った様子・・・


「わぁ、ありがとう!コップンカー!」と笑顔でお礼を言い、
マイペンライ、マイペンライ・・・と心で呟く私でした。






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