テレビで洋服の修繕をしてくれる番組をやっていた。
素晴らしい技術で、そこに繕わなければならない穴は存在したのか?
とでも言いたくなるような状態で依頼人のもとへ返されていく。
最近は、通販などでかなり安くいろいろな洋服を手に入れることができる。そりゃあ、安くてたくさんあったら便利なのだろう。
でもね、よく考えてみたら、何着服があろうと、大抵は気に入った服ができて、そればかりを着てしまう‥なんてことは誰でも経験しているはずである。
番組の出演者も言っていたが、修繕しても着たくなるような服を選ぶ‥これが一番、素敵な買い物なのかもしれない。
物には物としての役割を果たすという使命を持って生まれてくる‥と私は、信じている。
洋服も服として生まれたなら、とことん楽しく着てあげたい。
それが私の幸せにも繋がるのだから。