せっかく夫婦やカップルで温泉へ行くなら、別々の大浴場で過ごすだけではなく、同じ景色を眺めながら一緒に温まりたいですよね。
ただ、「混浴」と聞くと、女性は周囲の視線や着替え方が気になり、男性もパートナーが安心して入れるのか心配になりがちです。宿へ着いてから「水着は禁止だった」「湯浴み着を使えなかった」「混浴できる時間が想像より短かった」と分かるのも避けたいところです。
そこで、関東で混浴温泉を楽しめる宿の中から、ただ混浴風呂があるだけではなく、自然に囲まれた穴場感、女性の入りやすさ、宿泊して過ごす価値まで考えて7軒に絞りました。
先に結論をお伝えすると、初めての混浴なら男女とも指定の湯浴み着で入る「宝川温泉 汪泉閣」、温泉の川と上質な滞在を両立したいなら「那須温泉 大丸温泉旅館」、アクセスのよさを重視するなら箱根湯本の「湯さか荘」が選びやすいです。
迷ったときの最短回答
湯浴み着の安心感なら宝川温泉汪泉閣、宿の上質さなら大丸温泉旅館、静かな渓流宿なら金盛館せゝらぎ、秘境への旅そのものを楽しむなら八丁の湯、車なしの気軽さなら湯さか荘、費用とのバランスなら伍楼閣、昔ながらの温泉文化を体験するなら法師温泉 長寿館法師温泉 長寿館です。
関東の混浴温泉穴場7選を比較
| 宿 | エリア | 混浴の楽しみ方 | 女性の入りやすさ | 穴場ポイント | 特にオススメな人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 群馬県みなかみ町 | 川沿いの大露天風呂 混浴3・女性専用1 |
◎ 男女とも指定湯浴み着 | 日帰り客がいない早朝の露天 | 混浴が初めての夫婦・カップル | |
| 栃木県那須町 | 温泉の川をせき止めた混浴露天3 | ◎ 男女とも湯浴み着 | 標高約1300mの奥那須 | 温泉も客室も妥協したくない人 | |
| 群馬県みなかみ町 | 谷川沿いの混浴露天1 | ◎ 専用ウェア販売・女性専用時間 | 全19室の静かな湯宿 | 落ち着いた記念日旅行をしたい人 | |
| 栃木県奥鬼怒 | 滝を望む混浴露天3 | ○ バスタオル巻き可・女性専用時間 | マイカーで直接行けない秘境 | 移動も含めて非日常を味わいたい人 | |
| 神奈川県箱根町 | 日本庭園の混浴露天1 | ○ 女性用湯浴みタオル | 箱根湯本の全13室 | 電車で気軽に出かけたい人 | |
| 群馬県沼田市 | 渓谷を望む混浴露天2 | ◎ 男女とも湯浴み着レンタル | 温泉街の奥でぬる湯を満喫 | 費用と温泉の充実度を両立したい人 | |
| 群馬県みなかみ町 | 足元湧出の歴史的な混浴内湯1 | △ 湯浴み着・タオル巻き不可 | 山あいの文化財の一軒宿 | 本物の温泉文化を体験したい人 |
「女性の入りやすさ」は、着衣ルール、女性専用時間、貸切利用の選択肢をもとにした目安です。混雑状況や感じ方には個人差があります。
後悔しない混浴温泉の選び方
一緒に入りたいなら着衣ルールを最初に確認
同じ「混浴」でも、入浴方法は宿ごとにまったく違います。専用湯浴み着を着る宿、バスタオルを巻ける宿、専用ウェアだけ使える宿、何も身につけられない昔ながらの宿があります。
女性が抵抗なく入れることを最優先にするなら、男女とも指定湯浴み着を利用する宝川温泉 汪泉閣か大丸温泉旅館が第一候補です。女性だけでなく男性も着衣するため、二人とも自然体で過ごしやすいのが大きな利点です。
穴場らしい静けさは宿泊時間帯で手に入れる
有名な温泉でも、日帰り入浴の受付が終わった夕方以降や、日帰り客が来る前の早朝は雰囲気が変わります。湯気の向こうに川音だけが響く時間は、宿泊者だからこそ味わえるものです。
反対に、日帰り利用が中心の時間は人の出入りが増えます。静けさを求めるなら、入浴可能時間と清掃時間を確認し、チェックイン後・夕食後・翌朝の3回に分けて入る計画がオススメです。
旅の満足度は客室とアクセスまで含めて考える
秘湯は不便さも魅力ですが、移動で疲れ切ってしまうと温泉を楽しむ余裕がなくなります。奥鬼怒の八丁の湯は送迎予約が前提、法師温泉は路線バスの本数が限られます。気軽さを求めるなら箱根湯本、自然の深さを求めるなら奥鬼怒という選び分けが大切です。
記念日なら露天風呂付き客室や広めの客室、温泉が主目的なら標準客室と夕食の充実したプランを選ぶと、支払った金額に対する満足感が高まりやすくなります。
日帰りではなく泊まる価値
| 比較点 | 日帰り | 宿泊 |
|---|---|---|
| 静けさ | 利用時間が重なりやすい | 早朝や夕食後を狙える |
| 女性専用時間 | 時間外で利用できない場合がある | 夜や朝の専用時間を利用しやすい |
| 入浴回数 | 一度で慌ただしくなりやすい | 明るい景色・星空・朝霧を楽しめる |
| 移動 | 入浴後に長距離運転することも | 湯上がりのまま客室で休める |
| 思い出 | 温泉だけで終わりやすい | 食事、客室、夜の静寂まで一つの旅になる |
特に山深い宿は、温泉に入った後の「何もしない時間」こそがご褒美です。夕食を味わい、もう一度湯に入り、川音を聞きながら眠る。翌朝、まだ人の少ない露天風呂で同じ景色を眺めたとき、日帰りとは違う満足感が残ります。
1.宝川温泉 汪泉閣|初めてでも選びやすい圧巻の大露天風呂
「混浴に興味はあるけれど、実際に入るのは少し不安」。そんな二人に最初に検討してほしいのが、群馬県みなかみ町の宝川温泉 汪泉閣です。
宝川沿いに広がる4つの大露天風呂は、合計約470畳という桁違いのスケール。3つが混浴、1つが女性専用で、周囲には巨石と山の緑、すぐ横には清流があります。整えられた庭園を眺めるのではなく、大自然の中へ湯船を置いたような開放感です。
混浴スタイル:男女とも宿指定の湯浴み着を着用
温泉:川沿いの大露天風呂4か所・源泉かけ流し
アクセス:上毛高原駅・水上駅から予約制の無料送迎あり
オススメ:混浴初心者、絶景露天を最優先したい夫婦・カップル
男女とも湯浴み着だから気まずさを減らせる
女性だけがタオルを巻く方式ではなく、男性も女性も指定の湯浴み着で入ります。周囲を必要以上に気にせず、二人で川を眺めながら会話を楽しみやすいのが魅力です。混浴に乗り気でないパートナーを無理に誘うのではなく、「二人とも湯浴み着だから」と説明できる安心感があります。
早朝は宿泊者だけの特別な時間になりやすい
宿泊者の大露天風呂利用は夕方から深夜、そして早朝にも設定されています。一方、日帰り入浴は日中です。朝の冷たい空気の中、湯気が川面へ流れていく景色を楽しみたいなら宿泊が向いています。
おすすめは、到着後に明るい景色を確認し、夕食後に夜の露天、翌朝にもう一度入る過ごし方です。広い湯船は場所によって見える景色が変わるため、同じ温泉でも三度楽しめます。
客室と食事は旅の目的に合わせて選ぶ
温泉を中心に費用を抑えるなら標準的な和室、部屋でも川の余韻を感じたいなら宝川側の客室を優先。記念日なら上州牛など夕食を充実させたプランを選ぶと、秘湯らしさだけで終わらない一泊になります。
注意点:露天風呂までは屋外を移動します。冬は防寒と滑りにくい履物を意識し、無料送迎は宿泊予約とは別に時間と空きを確認しておくと安心です。
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2.那須温泉 大丸温泉旅館|温泉の川に浸かる奥那須の上質宿
大丸温泉旅館の名物は、裏山から流れる温泉の川をせき止めて造った「川の湯」。白樺の湯、あじさいの湯、あざみの湯という3つの混浴露天があり、男女とも湯浴み着で楽しめます。
標高約1300m、那須温泉郷の最奥部という立地ながら、客室や料理には旅館らしい上品さがあります。「秘湯へ行きたいけれど、山小屋のような設備は避けたい」という二人にちょうどよい宿です。
混浴スタイル:男女とも湯浴み着を利用
温泉:混浴露天3・女性専用露天2・内湯・貸切風呂
アクセス:那須塩原駅・黒磯駅方面から予約制の路線バス利用サービスあり
オススメ:秘湯情緒、清潔感、食事、客室をまとめて重視する人
川そのものに身を預けるような湯浴み
岩の間を湯が流れ、湯船から湯船へとつながる景色は、一般的な旅館の露天風呂とは別物です。白樺の湯は広々としており、あじさいの湯は小ぶり、上流のあざみの湯は深さがあります。二人で好みの場所を探す時間そのものが思い出になります。
女性専用露天もあるため、最初は二人で混浴を楽しみ、その後は女性だけで静かに入り直すこともできます。混浴だけに頼らず、気分に合わせて選べる点が安心です。
特別室なら温泉時間をさらに贅沢にできる
記念日旅行なら、足湯ルームと温泉の檜内風呂を備えた特別室が有力です。混浴露天で大自然を楽しみ、部屋へ戻って二人だけで温泉に浸かる流れなら、天候や混雑に左右されにくくなります。
費用とのバランスを取るなら、温泉内風呂付きの和室やツインも候補です。客室名だけで選ばず、「客室の風呂が温泉か」「シャワーブースのみか」を予約画面で見比べるのがポイントです。
注意点:積雪期は一部の露天風呂が閉鎖されます。特定の湯船を目当てにする場合は営業状況を確認し、12月から3月ごろの車移動は冬装備を整えてください。
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3.谷川温泉 金盛館せゝらぎ|渓流と源泉を味わう静かな記念日宿
谷川の清流に寄り添う金盛館せゝらぎは、全19室の落ち着いた温泉宿です。館内の華やかさで圧倒する宿ではなく、川音、四季の景色、さりげないもてなし、源泉のよさをゆっくり味わう場所です。
混浴露天「せゝらぎの湯」は川のすぐそば。春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節を変えて泊まりたくなる風景があります。
混浴スタイル:売店で販売する不織布の露天風呂ウェアを利用可能
温泉:4つの自家源泉・すべての湯船が源泉かけ流し
女性専用時間:混浴露天は朝7時から10時まで女性専用
オススメ:静かな大人旅、温泉と料理を落ち着いて楽しみたい人
混浴・女性専用・貸切を使い分けられる
混浴露天では通常のタオル巻きはできませんが、温泉への影響を考えた専用の露天風呂ウェアが売店で販売されています。朝7時から10時は女性専用になるため、混浴では景色を二人で共有し、翌朝は女性が気兼ねなく入り直せます。
さらに、深夜0時から5時までは混浴露天を貸切利用できる時間があり、館内には空いていれば利用できる無料の貸切風呂「さくや姫の湯」もあります。混浴に挑戦してみて、やはり二人きりがよいと感じた場合にも選択肢を残せます。
露天風呂付き客室はわずか2室
特別な一泊にするなら、信楽焼または檜の露天風呂付き客室を優先したいところです。共用の混浴露天で渓流を眺めた後、客室でも人目を気にせず温泉時間を続けられます。
露天風呂付き客室が満室なら、10畳と8畳のリビング付き客室や続き間のある客室も候補。滞在時間を長く取るほど客室の広さが満足度に影響するので、到着を早められる旅行では部屋に予算をかける価値があります。
注意点:混浴露天は10時から14時まで清掃時間です。貸切方法やウェアのサイズ・価格は到着時に確認してください。
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4.奥鬼怒温泉郷 八丁の湯|滝見露天へ向かう旅そのものがご褒美
八丁の湯は、日光国立公園の奥鬼怒温泉郷にある山の宿です。女夫渕から先はマイカーで入れず、徒歩か宿の送迎車で向かいます。簡単にはたどり着けないからこそ、到着した瞬間に日常との境目がはっきりします。
3つの混浴露天は「雪見の湯」「滝見の湯」「石楠花の湯」。中でも、岩肌を流れ落ちる滝を正面から望む滝見の湯は、移動の手間を忘れさせる景色です。
混浴スタイル:バスタオルを巻いて入浴可能・貸出あり
女性専用時間:21時から22時はすべての露天風呂が女性専用
アクセス:女夫渕から予約制の無料送迎車または徒歩約90分
オススメ:滝見露天、秘境感、山の自然を最優先したい人
女性専用の1時間があるから景色を諦めなくてよい
混浴時間はバスタオルを巻いて入れ、宿のタオルはクリーニング代で借りられます。持参したタオルも利用できますが、温泉成分による色落ちを避けるため、濃い色は控えるよう案内されています。
21時から22時までは3つの混浴露天がすべて女性専用です。二人で入る時間と、女性が安心して滝の景色を満喫する時間を両方組み込めます。別に女性専用内湯と、男女入れ替え制のサワガニの湯もあります。
ログハウスを選ぶと秘湯旅行が山岳リゾートになる
費用を抑えて素朴な山宿を楽しむなら本館和室、快適さを重視するならログハウスが向いています。記念日には、専用露天風呂を備えたラグジュアリー客室や露天風呂付きツインも選択肢です。
共用の滝見露天と客室露天は役割が違います。前者は奥鬼怒の自然を全身で味わう場所、後者は移動後の疲れを二人きりでほどく場所。両方あると、天候や混雑に合わせて温泉時間を組み立てられます。
注意点:カーナビの目的地は宿ではなく女夫渕無料駐車場に設定します。往路の送迎車は事前予約が必要で、露天風呂には曜日ごとの清掃時間があります。
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5.箱根湯本温泉 湯さか荘|電車で行きやすい全13室の庭園露天宿
山深い秘湯は魅力的でも、長時間の運転や雪道が負担になることがあります。そんな二人に選びやすいのが、箱根湯本の旧街道沿いに佇む湯さか荘です。
五葉松と名石を配した日本庭園の露天風呂は通常混浴で、男女それぞれの内湯から入れます。都心から向かいやすい箱根にありながら全13室。大型ホテルとは違う、こぢんまりした滞在を楽しめます。
混浴スタイル:女性は用意された湯浴みタオルを利用可能
女性専用時間:20時から21時
貸切風呂:檜の貸切半露天を1組30分無料で利用可能
オススメ:車なし旅行、部屋食、アクセスのよさを求める人
混浴と貸切を一泊で両方楽しめる
まず明るい時間に庭園露天へ二人で入り、夕食後は檜の貸切半露天で人目を気にせず過ごす。女性は20時から21時の専用時間に庭園露天へ入り直す。この順番なら、それぞれの長所を無理なく味わえます。
貸切風呂はチェックイン時の予約制です。希望時間がある場合は、遅い到着を避けると選択肢を確保しやすくなります。
部屋食と露天風呂付き客室で滞在を格上げ
基本客室で部屋食と貸切風呂を楽しむプランは、費用と満足度のバランスが良好です。誕生日や結婚記念日なら、新館の露天風呂付き客室を選ぶと、共用の混浴、無料貸切、客室露天という三つの過ごし方ができます。
箱根観光も組み込みたい旅行では、宿だけに予算を集中しすぎない標準客室。宿でゆっくり過ごすことが目的なら、露天風呂付き客室。この基準で選ぶと後悔しにくいです。
注意点:防犯上、深夜0時以降は女性の庭園露天利用ができません。箱根湯本駅からの旅館組合バスは減便されることがあるため、路線バスやタクシーも含めて確認しましょう。
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6.老神温泉 伍楼閣|湯浴み着と専用時間がそろう渓谷の温泉宿
伍楼閣は、片品渓谷の景色に包まれた2つの混浴露天「赤城の湯」と「岩鏡」が自慢です。熱めとぬるめの湯船を選べるため、景色を眺めながら長湯したい人にも向いています。
華美なリゾートではなく、温泉街の情緒、山の料理、源泉かけ流しの露天風呂を味わう旅館。宿泊費を抑えながら、混浴も貸切も試したい二人に魅力的です。
混浴スタイル:男性・女性とも湯浴み着の有料レンタルあり
温泉:源泉かけ流しの混浴露天2・貸切露天・男女交代制の浴場
専用時間:露天ごとに女性専用・男性専用時間あり
オススメ:初めての混浴、ぬる湯、費用とのバランスを求める人
二つの混浴露天で景色と湯温を選べる
「赤城の湯」は内側が熱め、外側がぬるめ。「岩鏡」も渓谷の景観に包まれ、のんびり入れるぬる湯があります。熱い湯が苦手な人と温泉好きが一緒に行っても、それぞれ心地よい場所を見つけやすいです。
湯浴み着は女性だけでなく男性も借りられます。赤城の湯は夜に女性専用、岩鏡は朝に女性専用となる時間があり、混浴への抵抗が残る場合でも名物露天を諦めずに済みます。
貸切露天を保険にすると二人とも安心
山々を望む貸切露天「もみぢ谷」は1組45分の有料利用で、予約はチェックイン時に受け付けます。混浴の雰囲気を見てから利用を決められるため、初めての旅行でも安心です。
食事を楽しみたいなら、基本会席だけでなく上州牛など地元の味を楽しめるプランも比較。温泉中心なら標準客室、記念日なら眺望や食事内容を一段上げると、旅の印象が変わります。
注意点:赤城の湯と岩鏡へは階段があります。足腰に不安がある場合は館内動線を事前に確認し、貸切露天の希望時間は到着後早めに相談してください。
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7.法師温泉 長寿館|文化財の湯殿で足元湧出泉に浸かる
混浴温泉の歴史や湯そのものを深く味わいたいなら、法師温泉 長寿館は特別な存在です。創業150年の一軒宿で、本館・別館・法師乃湯は国の登録有形文化財。便利な設備を並べた新しいホテルでは再現できない空気があります。
名物「法師乃湯」は、浴槽の底から約40度の源泉が直接湧き上がる希少な足元湧出泉。高い天井、太い梁、鹿鳴館風のアーチ窓を湯気が包み、時間がゆっくり巻き戻るようです。
混浴スタイル:湯浴み着とバスタオル巻きは不可
女性専用時間:法師乃湯は20時から22時
温泉:法師乃湯と長寿乃湯が足元湧出
オススメ:昔ながらの混浴文化と歴史的建築を目的に旅する人
ここだけは混浴初心者向けではない
法師乃湯では湯浴み着もバスタオル巻きも利用できません。そのため、二人で混浴するには互いが昔ながらの入浴方法を理解し、納得していることが大前提です。片方が不安なら、無理に混浴時間へ入る必要はありません。
20時から22時は女性専用になるので、女性は名物の湯殿を落ち着いて体験できます。館内には女性向けの長寿乃湯もあり、混浴をしなくても足元湧出泉そのものを楽しめます。
文化財の客室か快適性かを選ぶ
宿選びでは、歴史を身近に感じる本館・別館と、よりゆったりした間取りの薫山荘、昭和期に建てられた法隆殿で滞在の印象が変わります。建物の趣を最優先するのか、客室の広さや快適性を重視するのかを二人で決めておきましょう。
夕食は山の恵みや地元食材を生かした内容です。温泉だけを短時間で訪ねるより、文化財の建物に泊まり、夜の行燈と朝の光で表情を変える湯殿を味わう方が、この宿の価値を感じやすくなります。
注意点:町営バスは本数が限られ、冬は積雪があります。往復の交通時刻を先に決め、車の場合は十分な冬装備を準備してください。
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目的別に選ぶならこの宿
| 最優先したいこと | 第一候補 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 初めてでも安心して二人で入りたい | 宝川温泉 汪泉閣 | 男女とも指定湯浴み着で、湯船も広い |
| 温泉と客室の上質さを両立したい | 大丸温泉旅館 | 温泉の川と温泉内風呂付き客室を選べる |
| 静かな記念日旅行にしたい | 金盛館せゝらぎ | 全19室、渓流沿い、露天風呂付き客室あり |
| 本当の秘境へ行きたい | 八丁の湯 | マイカー規制の先に滝見露天がある |
| 電車で気軽に行きたい | 湯さか荘 | 箱根湯本から近く、混浴と無料貸切を楽しめる |
| 費用を抑えつつ湯めぐりしたい | 伍楼閣 | 混浴露天2つと貸切露天があり、湯浴み着も借りられる |
| 温泉文化と建築を味わいたい | 法師温泉 長寿館 | 文化財の湯殿で足元湧出泉に入れる |
予約前に二人で決めておきたいこと
- 混浴で使えるもの:水着、普通のバスタオル、専用湯浴み着は同じではありません。宿の指定を確認します。
- 混浴するかどうか:到着してから無理に決めず、どちらかが不安なら女性専用時間や貸切風呂へ切り替えます。
- 客室の優先順位:眺望、ベッド、温泉風呂、食事場所のどれに予算をかけるか決めます。
- 送迎の予約:宿泊予約だけでは送迎席が確保されない宿があります。往復時刻まで確認します。
- 冬の移動:山間部は積雪や路面凍結があります。スタッドレスタイヤ、チェーン、公共交通への変更を検討します。
- キャンセル条件:山の天候で予定を変える可能性も考え、無料キャンセル期限を予約画面で確認します。
空室を見るときのコツ
第一希望の日だけでなく、その前後1日も比較すると、同じ予算で客室や食事を上げられることがあります。露天風呂付き客室、紅葉の週末、連休は選択肢が少なくなりやすいため、日程が決まったら先に空室とキャンセル期限を確認しておくと安心です。
関東の混浴温泉でよくある質問
Q.女性が最も入りやすい混浴温泉はどこですか?
A.男女とも宿指定の湯浴み着を利用する宝川温泉 汪泉閣と大丸温泉旅館が選びやすいです。湯船の広さや女性専用露天も重視するなら、宝川温泉 汪泉閣が最初の候補になります。
Q.水着を持っていけば、どの混浴温泉でも入れますか?
A.いいえ。水着が禁止で、宿指定の湯浴み着だけ認める施設もあります。普通のバスタオルを湯船に入れることも一般にはできません。必ず各宿の入浴ルールに従ってください。
Q.夫婦やカップルで本当に同じ湯船に入れますか?
A.この記事の7宿には、実際に男女で利用できる共用の混浴浴槽があります。ただし女性専用時間、清掃時間、冬季閉鎖などがあるため、滞在日に利用できる時間は予約前に確認してください。
Q.混浴と貸切風呂はどちらがオススメですか?
A.大自然の広さや他ではできない体験を求めるなら混浴、完全に二人だけで落ち着きたいなら貸切です。迷う場合は、混浴と貸切の両方がある金盛館せゝらぎ、湯さか荘、伍楼閣を選ぶと現地で調整できます。
Q.人が少ない時間はいつですか?
A.一般には日帰り入浴の開始前にあたる早朝や、夕食時間と重なる時間が狙い目です。ただし宿泊日によって変わるため、到着時に混みやすい時間をスタッフへ尋ねるのが確実です。
Q.混浴で守るべきマナーはありますか?
A.浴場内へスマートフォンやカメラを持ち込まない、他の利用者を見続けない、大声で騒がない、宿指定以外の着衣を使わないことが基本です。二人だけの場所ではないと理解し、誰もが安心できる距離感を保ちましょう。
Q.冬でも行けますか?
A.営業する宿はありますが、積雪による一部露天風呂の閉鎖、送迎時刻の変更、道路の凍結があります。雪見風呂は魅力的ですが、車の冬装備と最新の交通情報を確認し、無理のない行程を組んでください。
Q.タトゥーがあっても利用できますか?
A.対応は宿ごとに異なります。カバーシールで利用できる場合も、入浴自体を断られる場合もあるため、予約前に宿へ直接確認してください。
二人が安心できる宿を選べば混浴は忘れられない思い出になる
混浴温泉の魅力は、珍しさだけではありません。湯船に浸かりながら同じ紅葉を見上げ、滝の音を一緒に聞き、「来てよかったね」とその場で言い合えることです。男女別の大浴場ではできない、旅の時間の共有があります。
不安があるなら、まずは男女とも湯浴み着を使える宝川温泉 汪泉閣や大丸温泉旅館から。アクセスを優先するなら湯さか荘、静かな記念日なら金盛館せゝらぎ、たどり着く過程まで楽しみたいなら八丁の湯が候補です。
空室表を見ている今なら、まだ部屋や食事を比べられるかもしれません。二人の休みが重なる日を2つほど決め、まずは希望日の客室とキャンセル条件を確認してみてください。予約を決める前の数分が、混み合う日でも妥協せず宿を選べるかどうかを左右します。
※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。


































































