昨日は、私の山の先生とも言うべき人のお宅へ、遊びにいきました。
 彼女は70代後半かな?とにかくすごい人なんです。どんな風に凄いかと言うと、一緒に山に行くと、花の名前、木の名前、鳥の名前、全部記憶されてまして、何月にはどこの山のどの辺に、こうゆう花が群生している。と教えてくれるんです。それから山の名前や形も覚えていて、私たち京都市民は比叡山と愛宕山は分かるのですが、西の愛宕山から東の比叡山まで、北山のひとつひとつの山の形と名前を、完全暗記されています。その上に、歴史にも強いんです。まるでガイドさんのようでした。
 彼女と山に行くときは、必ずスケッチブックと色鉛筆を持って行って、景色や花々などスケッチしながら歩きました。
 実は今回、お宅へお邪魔したのは、彼女のご主人が昨年秋に亡くなられたと、連絡いただいたのにお参りにいけず、今回はもう1人の山仲間も一緒に、お宅へお邪魔しました。
 当然話は昔行った山の話になり、そして彼女がスケッチブックに描いた、たくさんの花の絵をみせてもらいました。色鉛筆の淡い色で描かれた花たちは、とても可憐で優しく、私の心に沁みました。
 3人で話していて、やっぱり山は今でもわたしの人生の中で、大きな位置を占めてるなぁと思いました。山は私にとっては、早春の陽だまりのようです。もちろん、高い山も行ったし、怖い思いもしたけど、そういった山での経験が、私の一部になってると実感しました。
 しかしながら、後の2人は山に行けるけど、私は山に行けないことは、紛れもない現実です。これは変えようがない。結局は、考えないようにして、他のことで気を紛らすしかないかな。逃げてるように思われるかもしれないけれど、それが現実を受け入れるということかな。
 少なくとも私の場合はキョロキョロ

 なんか文章だけになったので、写真を貼り付けておきます。





ご近所に咲いてたバラ🌹でした。