一昨日の夕方に、
『居た場所』を読み終わったのですが、
なんか終わり方がよう分からんのです![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
この本は、
一昨日読んだ『居た場所』と、
あと2作品と計3作品が収められてます。
さてネタバレです。
終わり方以外にも、
はっきり書かれて無いことが幾つかあって、
主人公の男性の仕事は、
家族で作業する場面が、
最初に出てくるのですが、
蒸気でガラスが白くなってる、
とか、
微生物に助けて貰ってる、
(発酵食品か?)
とか書いてあるのに、
何か書かれて無い![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
作業を見学に来ていた女性と、
結婚して、
以前彼女が暮らしていた場所に、
2人でいくのですが、
中国っぽいのに、
国名も都市名も書かれて無い。
一般的に小説はフィクションだから、
例え住んでる場所や仕事が書いてあっても、
読んでる人は、
本当にその主人公が、
そこに居るとは思わないけれど、
でもイメージはしやすいね。
ところが、
結婚した彼女が、
暮らしていた場所にいく目的は、
パソコンで見た暮らしていた場所の地図が、
白紙になっているのが気になって、
今はどうなってるか確認して、
自分でその場所の地図を作る。
というものなんです。
小説そのものは、
曖昧な書き方なのに、
物語の中では、
曖昧なのが気になって確かめに行く、
という話なんですね。
読んでる途中も、
読み終わってからも、
気持ちが落ち着かないのです。
これは意図的だとは思うのですが、
書いている時はどうだったのかな?
1日考えて、
ここまで辿り着きました。
自分で一生懸命書いた地図、
お店や建物も詳細に書き込み、
彼女は凄く満足しているのに、
主人公の男性はそれを見て、
全く分からないと心の中で呟きます。
本当に確かな物って、
何も無いのかも知れない、
そんな風に思いました。
このブログ書いてるうちに、
頭の中がまとまってきました。
やっとスッキリしました![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
あと2作品、
また読みます![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)