2013年9月11日

シルクロードの旅10日目


タクラマカン砂漠700km爆走します。



沙漠公路はひたすら沙漠の中を走るのかと

思いましたが,


緑がある・・・・・。



でもこれには,並々ならぬ努力があることを知りました。





砂漠の中の道をほっておくと,

砂に埋もれてしまうので


砂止めの植物を植えています。


沙漠には,タマリスクや,胡楊,ささ草やラクダ草など

乾燥に強い植物が自生しているところもありますが,



道路わきににササ草



そしてその植物に灌水するために,地下100mからくみ上げるポンプ小屋が


4kmおきに建てられているそうです。


全部で108戸も。




ここには管理人が夫婦で常駐して,水を確保しているそうです。


沙漠の真ん中の何もないところで,暮らすのは夫婦でないと難しそうですね。


食料は1週間ごとに届けられるそうです。



この砂漠行路を

自転車で走破する人もいるそうですが,約4日かかるそうです。


その休憩所にもなっているとか。





ポンプ小屋のそばには,電波塔?


バスの運転手さんが,沙漠のど真ん中で,

普通に携帯で話をしていたのが,印象的でした。



パミール高原でも,砂漠の真ん中でも,

電波が届いています。


狭い日本でも電波が届かないところは,

いくらでもあるのに。


うちもアンテナ2本しかたちません。

トイレは圏外です(笑)


ササ草の茂みの根元には,


くまなく,灌水のホースが張り巡らされています。


人海戦術というか,この緻密さ,


中国のいろいろな面を知ることができました。





そして,



私たちは,ポンプ小屋のそばで休憩。


一斉に,男女に分かれて,



トイレ探しです(笑)


その途中で見つけた足跡


どんな鳥でしょうか?