ポルトガル⑨ | 味わい旅日記

フリータイム後半
ホコ天のアウグスタ通り


このアーチ門のむこうの港から 世界中に出航しました。
マゼランもです。


歩道は 細かいタイル模様



「Loja Portuguega de Beija」
レトロパッケージのお店、缶詰、せっけん、ノートなんでもあり、





このすぐ近くに
「Concerveira de Lisbon」老舗のレトロ缶詰やさん
棚にびっしり缶詰のみ




お目当ての路面電車に乗ります。
観光には28番がよいそうで



 江ノ電みたいに途中建物すれすれを行きます。
 アトラクションみたいで とっても楽し^^^^^^い。





28番は特にスリに注意!



赤い車両は 観光専用




カモンイス広場駅で降りて


「Cafe Bragilleira」 ブラジレイラ
老舗のカフェ 
カウンターでエスプレッソを ちょっと一杯^^^^
B1 にトイレ、レストラン



お店前では 生バンド
お姉さんとおじいさまがかっこよく踊ってました。



無印良品



ラストは 買いたかったケーキのパステラリア
老舗の「Confeitaria Nacional」 コンフェイタリア ナシオナル



Bolo Rei ボーロレイ(王様のお菓子)というクリスマス菓子のお店。
フランスのガロットデロアが ポルトガルに伝わりボーロレイになりました。
ここが発祥のお店。




ボーロレイは 量り売りでした。
かなり大きく(直径25CM) 900Gもありました。
イチジク、オレンジ、松の実、ナッツが飾られていましたが
かなり地味な印象。


ケーキ箱ではなく、紙袋でした。
大事に持ち帰りました。



フランスのガロットデロアは フェーブ(そら豆、陶器)が入っていて、
切り分けて当たった人が王冠かぶって王様です。

今年日本で買ったガロットデロアのフェーブは 「おうち」でした。
ケーキ前の小さい陶器が 毎年楽しみしている
私のフェーブコレクションです。



ボーロレイ発祥のお店でホールを買うのを楽しみにしていました。
さて肝心のお味ですが、パネトーネに似たパンに近いお味
フルーツ、ナッツ類が入っていて
想像のしっとり系ではなく、素朴なお味でした。


クリスマス時期には かなり行列すると聞いていましたが
1月の今は行列には至らず。

地下鉄でホテルへ
とてもスタイリッシュなホーム

夕食
魚介スープ


魚のフィレ

アーモンドタルトは かなり甘め



夜 FADO (哀愁の歌)を聞きに居酒屋へいきたかったのですが
翌朝出発が早くて断念、心残りです。

翌朝ホテルを出発して
リスボンからロンドン経由で 無事成田へつきました。

ポルトガル人は 決して走らない人と言われてるそうです。
スペイン人の陽気なラテン系とは違い、シャイでおとなしくて
日本人に似ています。
リスボンは 着こなし上手なイケメン揃いでした!!!

ポルトガルから日本に伝わった言葉は500語ですが、
ほとんど死語になってしまいました。でも
タバコ、コップ、キャラメル、カルタ、タバコ、ベランダなどは
今も使っていますね。
南蛮菓子もたくさん伝わり、とてもつながりの深い国です。

治安もよくお食事も美味しく、田舎も見どころ満載
素朴な伝統菓子もいっぱいありました。
ケーキ類は 飾り気がなく甘いものが多くありましたが、
美味しくてまた食べたいものも いっぱいでした。
冬も寒くなく 想像以上におすすめなポルトガルでした。

ポルトガルデイの様子は 次ページご覧ください。

参考

「地球の歩き方」
「レトロな旅時間ポルトガルへ」(旅のヒントBOOK)矢野有貴見
  かなり詳しくお店情報助かりました
「週刊世界遺産ポルトの歴史地区」講談社
「ヨーロッパのカルチャーガイドⅡポルトガル懐かしい国素顔の暮らし」
「街道をゆく23南蛮のみちⅡ」司馬遼太郎
「7月24日通りのクリスマス」吉田修一

TV録画
「世界ふれあい街歩き」コインブラ編、ポルト編、リスボン編
「路面電車で行く 世界各街停車の旅」ポルト編、リスボン編
「大人のヨーロッパ街歩き」ポルト編、リスボン編
「世界温泉遺産ポルト」
「欧州鉄道野旅ポルト~サンディアゴデコンポステイラ」
「世界水紀行ポルト、リスボン」
「世界一周鉄道紀行」トラムで巡るリスボン
「鉄道気候リスボン~ロカ岬」
「トラベリックスリスボン」