21日東京出張があり、飛行機に乗っていましたが、最初の機内放送を聞いていて「えっ?」となりました。携帯電話の電源を切るように、というアナウンスがなかったからです。
どういうことかと思い、機内誌を読んでいたら…



今月から航空法に基づく告示の改正に伴って電子機器の使用制限が緩和された旨が書いてありました(国土交通省のページには8月7日付で発表がありました)。
具体的には、携帯電話やタブレットなどは機内モードにすれば電源を切る必要がなくなり、常時使用可能となりました。また、デジカメ類は常時使用可能です。
要は航空機外との無線通信をしなければいいですよ、ということのようです。

ただし、機材によって電子機器から発射される電波に対する航空機の耐性が異なるため、全ての航空機で可能というわけではありません。
ANAの場合、ボーイングの777、787の系統やエアバスのA320は大丈夫ですが、ボーイングの767型はWi-Fiを装着している機材としていない機材があり、Wi-Fi非装着機では作動時に電波を発する状態にある電子機器は使えません。ワイヤレスのヘッドホンなどもだめです。また、ボーイング737型も「-700」や「-800」は大丈夫ですが、「-500」はできません。


今回乗ったのは往復共772(777-200)でしたから、緩和条件が適用されました。
ということで機内モードにした上でこんな風景を撮影しました。



東京湾アクアラインと海ほたるPAです。



羽田空港着陸後、ターミナルに向かう際にいた政府専用機2機がいました。
翌日首相がアメリカに向かったので、その準備をしていたようです。

これらの写真は、これまでは撮ることができなかった状況での場面でした。
これからも機材やルールを守って撮れれば…と思っています。